FC2ブログ

日々の空

気の向くままに写真を撮り、思いつくまま文章を綴った日々の泡の記録。

都市論と色彩感覚

大学の同期が主催する勉強会に参加させてもらった。
毎回建築家やランドスケープアーキテクトを呼び、建築や都市、ランドスケープについて話をしてもらうという企画。
今回は建築や都市における価値観の違いについてのお話。
民族や時代、それぞれの環境によって異なる価値観の共有は可能か、過去の遺産を活かしながらどう作っていくか、、、、、などなど。

フランスのルノー工場跡地のマスタープランやモロッコの港湾地域のマスタープランのコンペで優勝されている実績を持つ建築家から話を聞いた。
フランスや日本の昔の風景(絵画や写真)と現代の風景に対する価値観の話など、興味深い話が聞けた。
答えの無い問いについて考えさせられる夜。
しかし自分が大学の頃に考えていた問いと、あまり大きく離れていないことにも気づかされた。
本質的なことはそう短期間で大きく変わるものでもない、ということか。


話の中で、本筋とはずれるものの気になることがあった。
パース(イメージを描く絵)をフランスの事務所で作成していた時に、フランス人との色彩感覚のずれが大きいことに驚いたというのだ。
特に青空の青や緑の色について、日本人の持つ感覚と大きく異なるらしい。
北野武の映画が欧米人には青く見える、という話は「旅するカメラ」にも書かれていたので知っていたが、今回の話はそれとは少し違っているようだ。

話が終わった後で確認したところ、全体的に日本人の感覚以上にビビットなのだそうだ。
フランス人はパリの空の青は本物の空の青ではなく、エーゲ海あたりの空の青が本物の青だと言うらしい。
光の違いが影響しているのか、単に典型的なイメージを幼少の頃から持っているためのいわゆる”記憶色”の影響なのか。
ドイツのレンズの発色が濃厚であることとも全く無関係ではないように思う。

国や文化の違いによる色彩感覚の相違についても興味があったので、本筋である建築や都市論とは全く違うところに反応してしまった。

08042301.jpg
京橋
  1. 2008/04/23(水) 23:34:17|
  2. ROLLEIFLEX 3.5F Planar
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<新緑08 | ホーム | やわらかい光>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://swing75.blog54.fc2.com/tb.php/1051-760713d5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

Swing75

Author:Swing75
写真と音楽と植物をこよなく愛する大阪人です。
※当サイトはリンクフリーです。ご自由にどうぞ。
お気に入りの本やCDはこちら。
■Swing75 Favorites

最近の記事

最近のコメント

タグリスト

 モノクロ  ベランダ風景 夕暮れ    写真展  路地 原風景 物語 台湾  路地花  黄昏 オブジェ カメラ レンズ 2B  映画 撮影機材 ハス 大正湯   写真集  気配  モノクロ 夜 音楽 カラーネガ 太陽 自転車 植物 里山 花 原風景 朝焼け 黄昏光 夕暮 静物 2b 斜光 

カテゴリ

月別アーカイブ


-----------------
 管理




あわせて読みたい

ブログパーツ型環境貢献サイト
グリムス(gremz)
http://www.gremz.com

SINCE20060405





FC2 Blog Ranking ブログランキング ブログランキングranQ
人気ブログランキング - 日々の空 スカウター : 日々の空
にほんブログ村 写真ブログへ
テクノラティプロフィール 人気ブログランキング・ランブロ デジタル村のギャラリー ブログランキング ブログランキング