日々の空

気の向くままに写真を撮り、思いつくまま文章を綴った日々の泡の記録。

生命の輝き

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  1. 2010/10/31(日) 22:45:44|
  2. Leica X1
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当たり前だと思っているもの

数日続いた早朝起床の影響で、少し睡眠不足気味となった。
追い打ちをかけるように頭痛。
元々頭痛持ちなので慣れっこになってしまっているが、今回のものは久々に激しかった。
寒くなって激しい頭痛に教われると、発熱した時と症状が似てくることもあり風邪かと心配したが、幸いそうではなかった。

普段の生活の中で健康体でいられることのありがたみを実感できる機会は、それほど多くない
頭痛に襲われると少しでも動くことが億劫になり、集中力も途切れる。
健康な体あってのこそ生産的なことを考えられるのだと、その時になって初めて気づく。

それは何も健康体に限ったことではない。
当たり前だと思っているものも、ふとなくなってしまった時のことを考えると愛しさが増す。
日々その存在の大きさに感謝の気持ちを持ち続けていたい。

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  1. 2010/10/30(土) 21:59:28|
  2. Sony α NEX-5 G Planar 45mm
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雲間

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  1. 2010/10/29(金) 23:04:56|
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しがらみ

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  1. 2010/10/28(木) 23:00:02|
  2. Leica X1
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Red Lamp

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  1. 2010/10/27(水) 23:36:27|
  2. Sony α NEX-5 G Planar 45mm
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全ては一つに

強い風が吹いている。
冬から春へと変わる時にも同じように強風に見舞われることが多い。
まるで季節が脱皮する苦しみに耐えてもがき苦しんでいるようだ。

朝から静岡に行ってきた。
新幹線の車窓から見える空が、面白いように入れ替わる。
晴れていた東京を後にどんよりとした横浜、今にも雨が降り出しそうな小田原、熱海を超えた辺りから雲が形を作り、青空が見え隠れ。

車窓に流れる風景を見ていつも思うのは、そこに暮らしている人のこと。
ぼんやりと流れて行く風景の中の一つ一つの構成要素は、そこに暮らす人々が作り上げた大切な風景だ。
一瞬で流れ去る眼前の光の中に、想像を超えた時間の蓄積を見る。

季節の変わり目、空の移り変わり、流れ去る風景の中の人々の暮らし。
全てが一つにつながっているのだと思えた一日。

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  1. 2010/10/26(火) 23:43:27|
  2. Sony α NEX-5 G Planar 45mm
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Temporary World

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  1. 2010/10/25(月) 23:53:59|
  2. Sony α NEX-5 E18-55mm 3.5-5.6
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雨上がりの街を

雨上がりの街を歩くのが好きだ。

幼い頃、家の前の道路はまだ舗装されていなくて、大小様々な水たまりが日常とは別の世界に導いてくれた。
アメンボや小さなゲンゴロウが水たまりに出現して、どこから来たのかを考えるだけでもわくわくした。
買ったばかりの新しい靴で水たまりに入って母親に叱られた日の事は、今でも鮮明に覚えている。
今となってはほろ苦い思い出も、今より随分低い視点から見た風景とともに、大切な思い出だ。

雨上がりの街にはキラキラと光があふれている。
ちょっぴりセンチメンタルな感情がまばゆい光にシンクロして、いつもの街も特別な場所になる。

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  1. 2010/10/24(日) 21:41:49|
  2. Sony α NEX-5 G Planar 45mm
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街を歩けば

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  1. 2010/10/23(土) 21:28:45|
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雲の上の青

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  1. 2010/10/22(金) 22:10:37|
  2. Sony α NEX-5 G Planar 45mm
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秋の街角

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  1. 2010/10/21(木) 22:10:05|
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街を歩けば

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  1. 2010/10/20(水) 23:59:10|
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On the street

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  1. 2010/10/19(火) 23:59:10|
  2. Leica X1
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続いて行く

ずっと交わらないこともあれば、ふとしたことがきっかけで同じ道を歩むこともあり。
とにかく進んでみなければその先がどうなっているかなんてわからない。

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  1. 2010/10/18(月) 23:59:43|
  2. Sony α NEX-5 E18-55mm 3.5-5.6
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しずくいしの小さな伝記

毎日少しずつたまって行くDMを見ていると、いつもポストを開ける気力をなくしてしまう。
どのみち僕という個人に向けて投函された郵便物は入っていないだろう、という諦めににた感情があるからだろう。
自宅に戻った際、そのポストから少しはみ出す大きな封筒があることに気づいた。
手書きの文字を見て少し心が軽くなる。
奥山淳志さんから「しずくいしの小さな伝記」が届いていた。

静かな午後、1枚1枚ページをめくる。
とても大きく普遍的なものを感じ、ページをめくる速度が少しずつゆっくりになっていく。
そこに描き出されている個々の風景や人々は確かにそこに存在し、まぎれもない事実を伝えている作品なのだけれど、そこから広がる世界は、個々の事象や人物を軽く飛び越えていく。

歌を作っていた頃、よく一緒に作っていた人とリアリティについて話をした。
リアルが感じられない表現には、深さを与えられない、そんな主旨の話だ。

個々の事象や人物は会ったことも見たこともないかもしれないけれど、それを表現している人はまぎれもなく経験し、直に触れている。
そのことが、見る側には作品の中に入り込むための敷居を低くしてくれ、自らの経験と結びつけて深い思考にいざなってくれる。

岩手には行ったことがないし、そこに写っている人々にも会ったことはない。
だけど、ページをめくるたびに言葉にできない何かが胸の中で熱くなってくるのを感じる。
簡潔な言葉と雄弁な写真の組み合わせにより、論理的に分析しようとする思考は遮断され、感情で何かを感じ取ろうとする原始的な力が刺激される。
最後の方のページでは、ページをめくることも忘れて写真の世界に入り込んでしまい、じんわりと熱くこみ上げてくるものがあった。


奥山さんの作品を見ていると、もっと真面目に地に足をつけて生きなければ、と思う。
日々の慌ただしい生活の中では、自分を見つめ直し、よりよく生きるために思考する時間の優先順位は、意識していなければどんどん下がってしまう。
僕が手元に置いておきたいと思う作品は、そういう自分の怠惰を引き締め直してくれる部分を持っているものが多い。
奥山さんが届けてくれた「しずくいしの小さな伝記」は、満員電車に揺られイヤフォンで耳を塞ぐ生活の中で少しずつ忘れそうになっている、大切なことを思い出させてくれた。
この先何度も繰り返して見るだろうし、間違いなく僕の宝物の一冊になっていくだろう。

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  1. 2010/10/17(日) 23:12:00|
  2. Sony α NEX-5 G Planar 35mm
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インスタイル・フォトグラフィー・センター(I.P.C)にて「“Imperfect Vision”–侘び・ポジティブな視点–」

午前中王子の飛鳥山公園に行き、いったん自宅へ戻る。
その後再度出発して東京と京橋の間あたりにあるギャラリーへ。
父親が定年退職した後に始めた能面のグループ展があるためだ。
父親は前回銀座で行った展示には来たが、今回は写真だけ撮っておいてくれ、ということで行くことにした。
能面の世界のことなど詳しくないのだけれど、今回の展示を主催している先生と話し込む。
高い費用をかけてまで東京での展示を頻繁に行っているのは、伝統工芸の一つであるのにまだまだ知名度は低く、京都以外ではほとんど展示もされない状況を憂いているから、と語られていた。
物腰は柔らかいけれど、鋭い眼の奥には自らが行っている表現手段への深い愛情が見え隠れしている。
最後に先生自身の写真も撮らせていただき、ギャラリーを後にした。

その後、日本橋、人形町、小伝馬町辺りを歩く。
休日のビジネス街が昔から好きだ。
落ち着いていて少し寂しいのだけれど、なぜか少しも悲しい感じがしない。

少し日が傾いてきた頃に広尾に移動し、インスタイル・フォトグラフィー・センター(I.P.C)で行われている「“Imperfect Vision”(インパーフェクト・ヴィジョン)–侘び・ポジティブな視点–」を見る。
グループ展なのだけれど、展示面積が広いこともあり、それぞれが独立した個展のような印象で見られる。
テーマは設定されているけれど、実際に見た印象としてはそれぞれの関連性はそれほど高くない。
むしろ個々の個展と見る方が集中して見ることができる。
どの写真もとても美しく、部屋に飾ることをイメージしやすいものばかりだったが、自分の感覚にはあまりマッチしなかった。
美しい「物質としての写真」も写真の魅力の一つだが、どうやら僕には写真の中に写っている「コト」とそこから広がる物語や思考の方が重要なようだ。
私的な視点が含まれていたり、被写体と写真家との関係性が見え隠れしたり、そういう「コト」があることも、写真が写真たる所以なのではないかと思っている。

ギャラリーを出て、恵比寿方面に歩こうと思っていたが、適当に歩いていたら六本木方面に向かっていた。
特に軌道修正する必要もないので、そのまま歩き続け、青山墓地の横を通り抜け、乃木坂まで。
乃木坂から地下鉄に乗り、新宿へ。
今日もよく歩いた一日だった。

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  1. 2010/10/16(土) 22:35:39|
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On the street

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  1. 2010/10/15(金) 23:49:10|
  2. Sony α NEX-5 G Planar 45mm
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つながっている

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  1. 2010/10/14(木) 23:13:48|
  2. Sony α NEX-5 G Planar 45mm
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秋の芽吹き

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  1. 2010/10/13(水) 23:28:31|
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橋を渡る間

街を歩いていて、少し大きな川に出くわすと、少しわくわくする。
好んで歩く街が下町であったり、細い路地が多い街であったりするため、同じ面積に詰まっている要素の数が多く、密度が高い印象を受ける風景が続くことが多い。
川の上の空間は、何もない空間だ。
だからその視界のギャップに心地よさを感じているのだと思う。

学生の頃、街作りやランドスケープデザインを専攻していたので、当時レム・コールハースが”Void(何もない、空の)な空間が街には必要だ”と主張していたことを思い出す。
あの頃はまだ実感が湧かない言葉だったが、たくさんの街を歩き、自分自身の感覚としてその重要性を認識できるようになって、やっと言葉の意味も理解できたように思う。

同じようなことは他にも多々あって、聞いた当初その意味することを深く理解できずにいた言葉が、何年も経って自分自身の経験を伴ってすっと理解できることがある。
聞いた時には自分に関係ないと思ってしまうことでも、一度は飲み込んでみることが大事なんだと思う。

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  1. 2010/10/12(火) 23:58:11|
  2. Leica X1
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写真と言葉

一昨日の写真を見る会の後、写真と言葉の関係について思考を巡らせていた。
写真を見る会では、あえてプレゼンすることを縛りとして、言葉で自分の作品を説明することを原則としていた。
それは自分自身の作品を見つめ直す必要性や、その際に言葉が有効なツールとして機能すること、今後プレゼンの機会はいくらでも出てくるのでその練習のため、といったいろいろな意味が含まれていると思う。

僕自身は、写真に言葉が添えられていたら読むこともあるし、読まないこともある。
まずは写真を見て、何かを感じ、自分の想像力の範疇で様々なことを想起する。
それでも理解できない写真、ひっかかりが残る写真であれば、その時初めて言葉が欲しいと思う。
まずは写真が力を持っていなければ、言葉が欲しいと思わない、ということだ。

一昨日のプレゼンでは写真が並べられた後にプレゼンが始まった。
だから放っておいても言葉が後から流れ込んでくる。
ぱっと見た際にあまり引っかかりがない写真でも、言葉によって自分の想像力を遥かに超えた次元で物語が展開していることを知ると、さらに写真を見たくなる。

要するに言葉は見る人をその人の持つ理解力や想像力の限界を超えた世界にいざなうための道具なのだと思う。

写真そのものでそれを物語るのか、言葉を添えるのか、そのバランスは作家の生理的なものだと思うし、そのバランスに共感できるかどうかも、見る側の生理的なものに依るだろう。
ただ一つ言えることは、見る側の理解力にも想像力にも限界があるということ。
だから作家は自身の作品について説明を求められた際に明確に言葉で答えなければならないだろうし、その言葉が見る側の理解の幅を広げ、想像力を広げる役割を果たせるようなものでなければならないのだと思う。

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  1. 2010/10/11(月) 21:23:30|
  2. Leica X1
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再度TPPGにて「奥山淳志写真展 Drawing 明日をつくる人 vol.2」

昨日に引き続き、TPPGにて「奥山淳志写真展 Drawing 明日をつくる人 vol.2」。
今日が最終日だったことと、もう一度しっかりブックを見させていただいて、購入するプリントを決めたいと思ったからだ。
加えて、もう一度奥山さんに会いたい、という思いもあった。

昨日夕方に訪れた際には、既に奥山さんの知り合いの方も何名かいらして、少し輪に入りづらい雰囲気があった。
その後にトークショー、写真を見る会、と続いたこともあり、じっくりとお話する時間があまりなかった。
今日は午後少し早めの時間に伺ったこともあり、昨日より随分ゆっくりとお話することができた。

ブックは2回目なのだけれど、昨日見た時とまた違う印象を持った。
プリントの購入を考えているので、1枚の写真で何度も何度も繰り返し見ることや、数年、数十年後に見た時にどういう思いで見られるか、奥山さんの想いやスタンスが詰まっていると感じられるか、、、そんな様々なことを思いながらページをめくった。
だから昨日よりもより写真単体で見る意識が強いのだけれど、それでもなおページをめくるたびに弁造さんのこと、弁造さんが歩んできた時間、弁造さんを見つめる奥山さんの視点、そういう写真の中のことに意識が持って行かれる。
優しいトーンの写真だけれど、とても強い写真。


結局Vol.1も含め5枚に絞り込んだのだけれど最終決定はできず、いったん持ち帰りとさせてもらった。
展示やブックを見て購入する作品を絞り込み、その後少しの間意識下で反復してイメージを思い出す。
その時間の流れの中で、ぼんやりと所有することに向く写真とそうでない写真が選択されていく。
このプロセスは何度やっても明確な基準があるわけではなく、最終的には感覚的な判断になる。
でもたくさん写真を見てきているのだから、この感覚は信頼に足るものだと、そう思うようにしている。

ギャラリーからの帰り道、今日奥山さんと話した事を思い出しながら、清々しい気分になっていた。
そういえば有元さんとお話した帰り道も、いつもそういう気分になる。
言葉にしてしまうときっと薄っぺらいものになってしまいそうだけど、きっと心が軽くなる何かをもらえているのだと思う。

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  1. 2010/10/10(日) 22:21:48|
  2. Sony α NEX-5 G Planar 45mm
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TPPGにて「奥山淳志写真展 Drawing 明日をつくる人 vol.2」

PlaceMにて「森山大道写真展 THE TROPICS」
森山さんの写真には熱帯の熱気がよく似合う。
新宿を撮っている時と同じテンションなのかもしれない。
個人的には新宿の写真より好みだった。
トークショーが始まる時間が近づくと、予約をした人が早々と詰めかけ、撮影の準備も始まって騒々しくなってきたので退散。

ルーニーにて「西村陽一郎写真展 月の花」
静かな写真。
青い光が心地よいが、その先に見えるものが想像しづらかった。
とても美しいとは思うのだけれど、僕が写真を見る時に求めているものとマッチしなかったのかもしれない。

その後、TPPGにて「奥山淳志写真展 Drawing 明日をつくる人 vol.2」
奥山さんの写真は、風の旅人で見た時からずっと気になっていた。
コニカミノルタでの風の旅人のグループ展を見た際に、偶然山下恒夫さんと一緒になり、奥山さんの写真について話した。
以来、「気になる」写真家から「好きな」写真家となった。

今回の展示は北海道に暮らす弁造さんを撮り続けているシリーズからのもの。
一人の人をずっと撮り続けている姿勢と写真から伝わってくる空気とがマッチしていて、物静かで地に足がついた時間を感じる。
自分には到底真似が出来ない、優しく力強い視線。

19時から有元さんと奥山さんの対談。
写真を撮り始めたきっかけから岩手に移り住むようになった経緯、弁造さんとの出会いから弁造さんのこと、今後のこと等、どの話も全て”しっくり来る”感じがあった。
特に今後について、「撮り始めて少しずつその人との距離が近づき、撮り尽くした感じがあったからといって撮るのを止めるのは、何か違うと思った。」というような話には、奥山さんの根底に流れる人柄が見えて、今日のお話を聞けてよかったと、素直にそう思った。

その後、「写真を見る会」に参加。
自分自身の写真を持って行っていないのに発言するのは、本来であれば反則なのだけれど、写真を見せてくれる人が本気なのでいろいろと頭の中で考えが巡り、発言せずにはいられなかった。
学生さんが多く、プレゼンもこなれていない。
それでも一生懸命言葉を探し、迷っていることをさらけ出す姿は、とても新鮮で、純粋に応援したくなる。
自分で撮った写真を客観的に見ることは、思いのほか難しい。
自分がどの方向に進むべきか迷っているとしても、いったんは自分の写真を客観的に見て、その上で自分がどちらに向かって行きたいのかを見つめ直す作業は、必ず通らなければならない通過点なのだと思う。
その意味で、少しでも客観的に見た際にどう映るか、その先の方向性としてどういう可能性があるか、そんなことのヒントになれば、と思って感じたことを伝えた。

「人の意見は聞くべき。ただし採用するかどうかは自分の判断。」とは渡部さとる師匠の言葉。
僕の言葉が少しでも考えるためのヒントになっていればうれしい。

その後、デニーズに移動して終電の時間まで。
写真が好きな人の集まりはいつも楽しい。
暗室作業などは案外お互いに情報交換しないため、こういう場で話をすると面白い話が聞ける。
写真を売り買いすることにも話が及んだ。
この数年有元さんのプリントを買い続けているので、僕自身写真を「買う側」の人間だ。
しかしギャラリーでエディションを付けられた写真を買うことに対しては、純粋に喜ばしいこととは思っていない。
ギャラリー運営の側に立てば必要なことだし、売れなければ運営もできない。
写真文化自体の将来にも影響があるだろう。
ただ、不当に値段をつり上げるための仕組みを作り上げているようにも思えて仕方がない。
正解はないのだけれど、写真を買うようになって深く考えるようになったことも事実。
現段階では、将来の価値の上昇や知名度等に惑わされず、自分自身が所有することに喜びを感じられるか?という基準に従って購入を決めよう思っている。
写真家自身の人柄や未来の作品に対する安心感や期待感があるかどうかも、選択のための必須条件だ。

明日もう一度ギャラリーを訪れて、奥山さんの写真を購入するつもりだ。

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  1. 2010/10/09(土) 23:59:46|
  2. Sony α NEX-5 G Planar 45mm
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分別

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  1. 2010/10/08(金) 21:19:23|
  2. Leica X1
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当たり前の時間

同じ組織のとても尊敬できる人が、来月いっぱいで辞める。
前々からいろいろな話をしている中で、将来的に地元に戻らなければ、両親の面倒を見なければ、ということを聞いていたので、覚悟の上ではあったのだけれど、やはり寂しいものだ。

何度か書いていると思うが、組織に属して働くことの最大の魅力は、自分に刺激を与えてくれる人と出会い、目標となれる人と日常的に接することができる点だと思う。
それは仕事の面だけでなく、プライベートな部分や人生そのものに対する姿勢も含めて、だ。
隣の席にいて気軽に雑談が出来たり、昼食を一緒に食べながらたわいもない日常を共有したり、お酒を飲みながら人生について語ったり。
そういうことが大した労力もなくできるのは、本当に貴重なことだと思う。

まだあと1ヶ月半ぐらいは一緒にいられるので、”当たり前のこと”ではなくなった貴重な時間をじっくりと味わいたい。

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  1. 2010/10/07(木) 23:05:47|
  2. Sony α NEX-5 G Planar 45mm
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秋の日

朝の風が心地よく、秋から冬の気配を感じる。
ベランダの植物たちは夏の暑さを乗り越えて成長期に入っている。

「秋って昔は9月ぐらいからって意識がありましたけど、最近じゃ9月はまだ夏ですね。」
「今年は特別暑かったですよね。」
「”特別”であることを祈るばかりです。」
そんなたわいもない会話で自分が年齢を重ねたことを実感する。

用があって銀座の高級なブランド店を訪れる。
待たされている間、テーブルの向こうのノートPCのスクリーンに一匹の蜘蛛がいることに気づく。
PCはスクリーンセーバーになり、画面の動きに蜘蛛が反応している。
高級ブランドの静かな店内に似つかわしくない野生の本能。
自分がそこにいることの居心地の悪さを否応なく感じさせられる。

雑踏の中、知らない国の言葉が聞こえてくる。
すれ違うだけの出会い。
電車に乗れば似たような人の中にまぎれ、ある種の安心感を感じることも事実。

夜の階段路地を降りる。
街はどんどん変わって行くけれど、地形に規定される街の骨組みは滅多なことでは変わらない。
ここは戦争でも空襲に遭っていない場所だと、数年前に銭湯の前を通りかかった時におばあさんに教えてもらった。
もしかすると江戸時代から変わっていないかもしれない道。
当時の人は何を思って歩いたのだろう。
富士山は既にここからは見えなくなっている。

夜の風は少し湿り気を含んでいて、夏の名残を惜しんでいるようだ。

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  1. 2010/10/06(水) 23:24:32|
  2. Leica X1
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駅のベンチ

何本も電車を見送って話をしたり、来ない人を長い間待ったり、駅のベンチには様々な思い出がある。
特定の駅のベンチに限らず、どこかしら物語を感じてしまうのは、自分がそういう時を過ごした経験を持ち合わせているからだろう。
このベンチにもたくさんの幸せな思い出が詰まっているものだと信じていたい。

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  1. 2010/10/05(火) 23:44:49|
  2. Sony α NEX-5 G Planar 45mm
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On the street

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  1. 2010/10/04(月) 21:29:54|
  2. Sony α NEX-5 G Planar 35mm
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静かなお店で

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  1. 2010/10/03(日) 22:59:04|
  2. Sony α NEX-5 G Planar 35mm
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ギャラリー巡り


FOIL GALLERYで梶井照陰写真展「KAWA」
よく書店で平積みにされていた写真集が気になっていたが、あまり詳しいことは調べずに見に行った。
前半は予想の範囲内というか、とても美しいのだけれどひっかかるものがないように感じられたが、後半の写真に惹かれるものがあった。
お隣のTARO NASUで宮本隆司 「1975-2010 Film&Digital」
こちらの展示は硬派なモノクロ。
写っている風景が外国であり、どこか別世界のことと思ってしまうのかもしれないが、なぜか写真に入って行けなかった。

その後、GALLERY HASHIMOTOで植田正治 works from 1933 to 1984
実は今日のお目あてはこの展示で、自身によるビンテージプリントを含む展示が見られるので楽しみにしていた。
80年代のモダンプリントもよかったが、ギャラリーの奥にある1936年のビンテージプリントに特に惹かれた。
撮影の技術もさることながら、1936年にこれだけモダンでストイックな作品を制作されていたことに驚きを覚える。
歴史的価値を考えても、美術館にあっておかしくない作品だが、販売もしているという。
価格はとても購入を検討するようなレンジのものではなかったが、少しだけ作品のことを身近に感じた。

馬喰町~小伝馬町、神田までの辺りは、土日に歩くととても歩きやすい。
車も少なく、ところどころに古い家が残されており、歩いていて楽しい。
そんな気分で歩いていたら、花屋さんを見つけた。
ショーウィンドーを覗き、以前から好きだった植物があったので、随分悩んだ末に購入。
冬に向けて取り込まなければならない南国の植物が増えて、このままで行くと生活空間がなくなってしまいそうだ。
まあ、植物に囲まれて暮らす生活も悪くないか。


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  1. 2010/10/02(土) 23:41:41|
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プロフィール

Swing75

Author:Swing75
写真と音楽と植物をこよなく愛する東京在住の大阪人です。
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