日々の空

気の向くままに写真を撮り、思いつくまま文章を綴った日々の泡の記録。

有元さんのプリント

TPPGに有元さんのプリントを受け取りに。

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今回は35mmをメインにお願いしていた。
「西蔵より肖像」の中の35mmの写真は、6×6に比べると枚数が少ないけれど、それぞれの写真が放っているパワーは引けをとらない。
長距離の移動中など、ローライを鞄の中に入れざるを得ない状況などに撮られた写真が多いというだけあって、どこか緊張感が漂う写真が多い。
ローライで撮れないとしても撮っておきたい場面というのは、撮る側の思いいれも大きいはずだ。
フォーマットの影響もあるのかもしれないけれど、35mmは時間的な緊張感が伝わってきて、6×6は被写体との間の緊張感が伝わってくるようだ。

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これまで35mmのプリントは2Bのビューイングの時に見せてもらった写真集の原稿用のもののみ。
それ以外はいつも写真集で見ていただけだから、大きいプリントは見たことがない。
今回いつもの大きさに合わせて大全紙に焼いてもらったのだけれど、テーブルの上に出してもらった時に思わず声を上げてしまった。
プリントとしての美しさに加えて、35mmフォーマットの持つかっこよさがダイレクトに現れていたからだ。
それぞれの写真が撮られた時のお話も併せて聞き、写真の向こうで実際に起こった物語を想像し、写真に現れている力強さに納得した。

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いつものごとく帰り道は顔がほころびっぱなし。
家に着いてさっそくまた眺め、改めて感動を味わう。
誰にでも簡単に写真が撮れる時代なのに、やはり購入したい写真や感動する写真というのは全然違うものだと感じさせられる。
それはきっと写真を撮るということに対する姿勢の違いなのだろう。


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明日は晴れの予報。
少し早起きして朝日の中でまたプリントを見てみよう。
毎回書いていることだけれど、プリントを買うというのは本当に幸せな行為だ。
何年経っても変わることの無い喜びを手に入れることができるのだから。


新宿
  1. 2009/01/31(土) 23:59:54|
  2. CONTAX i4R
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黄金葉

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  1. 2009/01/30(金) 23:59:04|
  2. OLYMPUS E-420 ZUIKO DIGITAL 25mm
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ベトナム椿

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701

ハイドゥンというベトナムの椿が咲いた。
毎年この時期になると部屋の中の一角が明るくなる。

ハイドゥンを初めて見たのは確か2005年、まだ東京に住む前に来た新宿御苑でだ。
まるで和菓子みたいな蕾に驚き、少しだけ開いた花弁の厚さにまた驚いた。
温室に入れられていたから、きっと育てるのは難しいのだろうと思ったのだけれど、ネット上でどうにか苗を探し、購入した。
今では流通量も多くなっているが、当時はまだ少なく、決して安い値段ではなかったのだけれど、以来毎年元気に花を咲かせてくれていることを考えれば、安い買い物だったと思う。
植物によっては、環境や育て方の癖などでどうしても枯らしてしまうものもあるのだけれど、ハイドゥンとは相性が良かったようだ。

今でも毎年この花を見ると、あの頃のことを思い出す。
一年に一度しか咲かないから、花にはそういう記憶が宿るのだろう。
  1. 2009/01/29(木) 23:02:35|
  2. OLYMPUS E-420 ZUIKO DIGITAL 25mm
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猫になって

路地裏を歩く時はあまり音を立てない。
その場所の空気を壊さないように、そっと歩く。
細い路地に迷い込みながら、行くあてがあるわけでもなく歩き回る。
まるで自分が猫になって歩いているような気分。

だからなのか、本当に猫と一緒に歩いていることもある。
必要以上に近づかず、お互いに邪魔しないようにして歩くと、向こうも安心するようだ。
最初の一瞬をピークにして、お互いに対する興味は少しずつ薄れていく。
二度目に別の道で会ったとしても、目配せだけしてお互いの歩む道を進む。
路地裏で出会う猫とのそんな微妙な距離感が好きだ。

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大阪・中崎町
  1. 2009/01/28(水) 23:30:14|
  2. CONTAX T3
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雲と松

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  1. 2009/01/27(火) 23:59:15|
  2. OLYMPUS E-420 ZUIKO DIGITAL 25mm
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夕陽後朝日

朝一番の新幹線で京都に来た。

家を出た時の空の色は、昨日の帰り道に見た空の色と同じだ。
夜の群青ではない、少しだけ奥行きのある濃紺。

新幹線に乗り、しばらくすると車窓から日の出が見えた。
昨日ベランダで見た夕陽と同じ色なのに、全く別のもののように感じる。
黄金色に照らされたビルや川面や木々には、微塵の切なさも感じられない。

同じ色なのになぜか夕暮れの方に親しみを感じるのは、ジャズが好きだけれどブルースから逃れられない理由と同じなのだろう。

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  1. 2009/01/26(月) 23:36:12|
  2. Nikon F3 Planar 50mm ZF
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晴天後夕陽

晴天につられてふらりと出かけた。
行き先は表参道。
表参道の裏あたりにあるお店によく行く。
元々丸の内にあった時からのなじみの店で、移転する時に顔なじみの店員さんに是非顔を出して欲しいと言われたのがきっかけだ。
別に行かなければならない義務はないのだけれど、頼まれるとなんとなく行かなければ悪い事をしている気分になってしまうから困ったものだ。
しかし一度行ってみると、周辺の環境が落ち着いていて歩くのに最適だから時折顔を出すようになった。

今日は何故か人が少なく、表参道~原宿あたりの住宅街はそこが東京のど真ん中に位置していることを忘れてしまうような静けさ。
時折聞えてくる子供の笑い声とご近所さん同士の挨拶の声が、平穏な休日を象徴している。
原宿の近くまで歩き、もう一度表参道へ。
少し遠回りし、初めて歩く道を選んで歩く。

日が傾き初め、街に射す光が少なくなってくると、地形を意識するようになる。
建物の込み入っているところでも、周囲より高い位置であればより光は届きやすい。
今日のように晴れた日は、光の当たっている場所を写真に撮りたい。

地下鉄で移動し、神保町へ。
神保町から御茶ノ水まで歩く。
自宅で見る夕陽に間に合うように、あまり遠回りはしなかったけれど、このあたりには昭和初期ぐらいからありそうな建物が点在していて、何度歩いても変化が大きくないので安心できる。

大塚に戻り、夕陽の傾きを見ながら自宅へ。
いつものとおり部屋に戻ると一目散にベランダへ。
雲一つ無い空は広く、ぼんやり眺めていると空に落ちていきそうな錯覚に襲われる。
一日の終わりに夕陽を眺めていると、なんだかとても正しいことをしている気分になれる。

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701
  1. 2009/01/25(日) 23:29:13|
  2. Nikon FM3A Planar 50mm ZF
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大阪ハムレット

「大阪ハムレット」を見に。
とても良い映画だった。

だいたいの映画は予告編を見て行くことを決めるのだけれど、中には実際に見た内容が予告編で想像した内容とあまり変わらないものがある。
僕が「良い映画だった」と思うのは、予告編で自分が想像した以上の感動を与えてくれる映画だ。
この映画も予告編を見た段階で想像していた内容以上によく出来ていて、随所に見せ場があった。
不器用で真っ直ぐな人たちが、真剣に生きている。
家族って何だろう?ってことを超越した”絆”が存在する。
なんだか暖かくなれる映画だった。

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大阪・住吉区
  1. 2009/01/24(土) 23:59:59|
  2. CONTAX T3
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紅い空

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701
  1. 2009/01/24(土) 23:59:25|
  2. Leica IIIf Elmar 5cm 2.8
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肩寄せ合って

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  1. 2009/01/23(金) 22:55:15|
  2. OLYMPUS E-420 ZUIKO DIGITAL 25mm
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実り

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  1. 2009/01/22(木) 22:59:50|
  2. OLYMPUS E-420 ZUIKO DIGITAL 25mm
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午後の会話

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池袋
  1. 2009/01/21(水) 23:59:35|
  2. OLYMPUS E-420 ZUIKO DIGITAL 25mm
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フィルム現像

久々の現像。
とはいえもうそれなりの経験を積んできたおかげか、特にとまどうこともなく完了。
久しぶりに自転車に乗っても乗り方を忘れていないような感覚か。

現像し始めるまでは、手間が掛かるので少し気合がいるのだけれど、いざ始めてしまうとやはり楽しい。
真っ暗のタンクからフィルムを取り出す時の興奮は、何度やっても病み付きになる。

撮ってから時間が経ったフィルムを光に透かして見ると、一瞬にしてその時の自分と今の自分が重なる。
記憶のあいまいさに苦笑いすることもあるけれど、人間はハードディスクではないからその方が良い。
忘れかけていた記憶を取り戻す体験は、写真が楽しいと思えることの根底にある喜びにつながっている。
やっぱりフィルム現像は楽しい。

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701
  1. 2009/01/20(火) 23:59:21|
  2. OLYMPUS E-420 ZUIKO DIGITAL 25mm
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ただ雲が流れるのを見ていた

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山中渓
  1. 2009/01/19(月) 23:59:48|
  2. CONTAX i4R
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古いギター

一日中曇り空。
少し前に切れていたギターの弦を張り替えた。
普段部屋で弾くギターは2本あるので、ここ最近は弦が切れていない方のギターばかりを弾いていた。
久々に弾いたギターはとても心地よくボディに音が響いている。

学生の時にギターを買おうと思った時、先輩から進められた中古ギター屋さんに行ったことを思い出す。
アパートの一室のような工房に所狭しと並んだギターに囲まれて、店のおじさんはとても輝いて見えた。
「古い方が木が乾いて枯れた音がするんだよ。
でもあまり古いと実用的じゃないから、だいたい15年~25年ぐらい前のギターがベスト。」
と言って薦めてくれたギターは、確かに新品の楽器屋さんで聞いたこともないぐらいに音がボディに響いていて、深みがあった。

その時に買った”20年前”のギターは、もうすぐ”30年前”のギターになる。
ベストな時期は過ぎてしまっているのかもしれないけれど、一緒に過ごした時間が長くなるのは嬉しいことだ。
この先も新しい弦を張るたびに心地よい音を響かせてくれるといいな。


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  1. 2009/01/18(日) 23:59:38|
  2. CONTAX i4R
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Gold staircase

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池袋
  1. 2009/01/17(土) 23:59:00|
  2. OLYMPUS E-420 ZUIKO DIGITAL 25mm
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極楽鳥花

極楽鳥花という名前を付けた人の想像力に感服。

僕がまだ幼かった頃、父親が育てたいと言っていたことを思い出す。
今では珍しくなくなったこの花も、当時は手に入れることすら難しかった。
ここ数年、実家に帰ると毎年元気な花を咲かせている。
暖かい光を透かせた花びらは、部屋の外が寒いことを忘れさせてくれる。
母親はあまり好きではないと言っていたけれど、僕はこの花がとても好きだ。
それはきっと、僕が父親の言葉を覚えているからなのだろう。

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山中渓
  1. 2009/01/16(金) 23:59:52|
  2. OLYMPUS E-420 ZUIKO DIGITAL 25mm
  3. | トラックバック:0
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モノクロの光

久々にゆっくりと街を歩いた。
近くを何度も歩いたことがあるのに、この日歩いた場所は初めて歩く場所ばかりだった。
行き止まりで引き返したり、ホテル街に迷い込んだりしながら、迷路のように入り組んだ街の色をなんとか掴もうと、ただひたすら歩く。

ふと目に留まる一角があり、足を止めた。
やわらかい光が写真的だと思った。
明確に方向を持ちつつ、それでいて影を作らない光。
ディフューザーを使ってやわらかくした光のようだ。
モノクロの光だと思った。

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池袋


デジタルで撮っていたのでその場でモノクロに変える必要はないのだけれど、結局処理をしてイメージ通りだったのはやはりモノクロ。
光そのものが魅力的な場所というのは、モノクロの方が合うのだと思う。
色の情報があることによって、光の方向や濃淡の情報が相対的に弱くなってしまうからだ。
モノクロに合う光というのは確実に存在するように思う。
 
  1. 2009/01/15(木) 23:59:35|
  2. OLYMPUS E-420 ZUIKO DIGITAL 25mm
  3. | トラックバック:0
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見えない夕陽(3)

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池袋
  1. 2009/01/14(水) 22:17:15|
  2. OLYMPUS E-420 ZUIKO DIGITAL 25mm
  3. | トラックバック:0
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見えない夕陽(2)

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池袋、701
  1. 2009/01/13(火) 23:59:26|
  2. OLYMPUS E-420 ZUIKO DIGITAL 25mm
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

見えない夕陽(1)

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池袋
  1. 2009/01/12(月) 19:01:03|
  2. OLYMPUS E-420 ZUIKO DIGITAL 25mm
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

学生時代の同期

大学の同期が姫路からやってきた。
別の大学の同期宅にお邪魔させてもうらべく、大宮へ。
車窓から雪をかぶった富士が見えた。

それぞれ数年ぶりなのだけれど、近況など報告しているうちにすぐに学生の頃と変わらぬ会話に。
お互いの笑いのツボを熟知しているので、安心して会話が続けられる。
学生時代の同期が特別なのは、社会人になってから知り合う友人や同期とではそれほどの数を重ねられないほどに、数多くの笑いを共有してきたからではないだろうか。
思い出してもいつまでも笑えるような話を、それこそ一生分、学生時代に蓄積したように思う。

帰りの新幹線に合わせて大宮を出発。
それほど長い時間ではなかったけれど、お互いの様子がよくわかって、良い時間を過ごせた。
今度会う日のことを約束できるわけではないけれど、またそのうち会えるだろうという安心感がある。
次に会う時には、お互い何かの変化が起きているかもしれないが、芯の部分は何も変わらないでいたいと思う。


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  1. 2009/01/11(日) 22:26:03|
  2. OLYMPUS E-420 ZUIKO DIGITAL 25mm
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

今日という一日

朝、目覚めてベランダより空を眺める。
昨日の雨のおかげで街の埃は洗い落とされ、光が透き通ってきらきらしている。
しばらく眺めていると、手足の先が芯から冷たくなってくる。
本格的な冬が来たことを実感する。

昼、部屋に閉じこもって窓から差し込む光を眺める。
この部屋では、冬場の窓際は植物のための特等席。
オレンジの混じる光に浸される、緑の葉っぱ。
緑の葉っぱを透過した光に浸される、古いギター。
部屋の片隅は平和の王国。

体を温めるためにギターを弾き、歌を歌う。
たとえ真冬の夜の路上でも、歌ってさえいれば心も体も暖かい。
それが平和の王国のある部屋であれば、なおさらだ。

黄昏時、部屋を出て、山手線の窓から太陽と雲。
傾いた太陽と黄金色の雲は、どこで見ても誰と見ても幸せな取り合わせ。
新宿にてタワーレコード。
お目当てのCDは在庫切れだったけれど、とても優しいピアノソロのアルバムに出会う。
今日はこの1枚で十分な気がして引き上げ、新宿の街を歩く。

夕刻、しばらく行っていなかったカフェに久しぶりに顔を出す。
一年ぶりぐらいに見る店員さんが、以前と見違えるほど大人っぽくなっていて驚く。
のんびり過ごす一日も、必死で働く一日も、全ての人に等価に時間は積み重なる。
一日の積み重ねが一年になり、十年になり、小さな変化の積み重ねはやがて大きな変化となる。
今日という一日は、十年後の僕にどんな影響を与えているのだろう。


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  1. 2009/01/10(土) 23:54:57|
  2. OLYMPUS E-420 ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

TPPGにて有元さんのプリントを選択

有元さんのプリントを購入するため、TPPGへ。

きっかけは昨日のエントリーでも書いたイギリス人の友人からSeven years in tibetを薦められたことだ。
映画は原作と随分違うので、原作を読むのが良いと薦められ、読んでいるうちにチベットの風景をたくさん想像するようになった。
当然有元さんが行ったチベットの風景も想像し、「西蔵より肖像」を何度も見返すこととなった。

これまでにもチベットのプリントを購入しているので、一通り欲しいプリントは購入したつもりになっていたが、前と違うプリントが気になりだした。
自分自身の想像力や経験が変われば、魅力を感じる写真も変わったり増えたりする。
それは当然のことだ。

今回特にこれまでと大きく視点が変わったのは、35mmフォーマットの写真。
写真集の中での点数自体は6×6に比べて随分少ないのだけれど、それぞれが存在感を放っていて、物語を含んでいるように感じられる。
この写真を大きなプリントで見たらどうなるだろう?と想像するだけでわくわくしてしまい、欲望を抑えられなくなった。

「西蔵より肖像」からだけのセレクトならば、メールのやり取りでもお願いできたかもしれないのだけれど、せっかくだからariphotoのシリーズからも選びたいと思い、ギャラリーで見せていただけるようお願いした。
ギャラリーで直接大量のプリントを見せてもらうというのは、とても贅沢なことだ。
ギャラリーの片付け作業で忙しそうにしている有元さんの横で、真剣に1枚ずつ見ていき、少しずつ候補を絞った。
次回購入する時にまた時間を取って見せてもらうのは申し訳ないので、候補に挙がって選に漏れるものは、全てデジカメで記録した。

どんなものでも真剣に購入を悩んでいる時は、自分自身を納得させるための根拠を探している。
有元さんに、気になる写真についてあれこれ質問。
何らかの手がかりを見つけようとするも、逆に全ての写真が欲しくなってしまうというパラドクスに陥る。
しかし作家自らが運営するギャラリーで、作家本人に直接話を聞きながら選択できるなんて、これ以上贅沢なオリジナル・プリントの買い方があるだろうか?
結局悩んだ挙句、ariphotoのシリーズからのものは次回に回し、「西蔵より肖像」からの選択とした。

セレクトの最中も終了後も、近況の話や写真のセレクトの話、古い写真のネガの話やチベットの写真にまつわる話、、、、。
いつものことながらとても楽しく、刺激的な時間。
ギャラリーを後にして、駅までご一緒させていただく。
雨は冷たいはずなのに、寒さを感じない帰り道だった。


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  1. 2009/01/09(金) 23:59:42|
  2. CONTAX T3
  3. | トラックバック:0
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富士

日本在住のイギリス人の友人からメールが来た。
正月休みはどうだった?との問いに、実家でののんびりした生活を伝え、あわせて数枚の写真を送った。
どの写真を送ろうか迷った末、やはり帰省の際に見た富士山の写真を入れることにした。
日本に住んで数年経っているので、特にものめずらしいわけでもないだろうけれど、なんとなく送りたくなるのが富士の魅力なのかもしれない。

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  1. 2009/01/08(木) 23:46:02|
  2. OLYMPUS E-420 ZUIKO DIGITAL 25mm
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

旅の途中

1年数ヶ月ぶりに友人に会った。

元気にやっているだろうと思って昨年あまり連絡を取らなかったのだけれど、年賀状メールを送ったら予想に反して昨年いろいろあったようで、少し疲れた様子に思えた。
とにかく話を聞いてあげようと思って会ってみると、思いのほか元気だったので安心した。
つらいことが起きてからの時間が、ある程度痛みを消化させたのかもしれない。
「心配して損したよ。」
などと冗談を言いながら、本当は損などしていないことはわかっていた。
その笑顔を見ていると、こちらも元気になるのを感じていたから。


頻繁に連絡を取らなくてもどこかで繋がっているように感じられる友人が、東京にも増えてきた。
東京にいるのは旅の途中だという感覚が、少しずつ薄れ始めている。


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  1. 2009/01/07(水) 23:09:26|
  2. OLYMPUS E-420 ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm
  3. | トラックバック:0
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空のこと

やっぱり空が好き。
青い空も好きだけど、モノクロの空も好き。
モノクロの空の場合は雲が重要。

以前から経験則的に感じていたのだけれど、やはり東京の空と大阪(関西)の空は違う。
雲の漂う高さや形に違いがある。
東京では、はっきりと形の見える雲が低い位置にたくさん流れる空をあまり見ないが、今回帰省して大阪にいた一週間のうちの5,6日はそんな空だった。
新幹線に乗っていても西に向かうと少しずつ低い位置に雲が流れるようになる。
まあ東京と大阪では東西に随分離れているので、気圧配置によってそれぞれに典型的な大気の状態があるのも当然といえば当然なのだが。

東京の空を見る時、その魅力は空の青さにある。
光の当たるビルとのコントラストで、新宿の高層ビル街などを歩く時に見える空の青さは本当に美しい。
大阪で見る空はそのコントラストが雲との間にできているのかもしれない。
どちらの空も写真に撮るとより魅力が増すように思う。

空のことを考えるといつまでも思考が止まらない。


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山中渓
  1. 2009/01/06(火) 23:58:05|
  2. OLYMPUS E-420 ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

蝋梅

この時期庭先に咲いている花は貴重だ。
蝋梅もその一つ。

実家の庭に昔からあるように思うが、以前はそれほど気にならなかった。
下向きに咲く小さな花は、どちらかというと地味な存在だからだろうか。

しかしこのところその良さが少しずつ見えてきて、好きな花の一つになった。
以前にも書いたけれど、年齢と共に好きなものが増えていくのはすばらしいことだと思う。

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山中渓
  1. 2009/01/05(月) 23:44:38|
  2. OLYMPUS E-420 ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm
  3. | トラックバック:0
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東京に戻ってきた

東京に戻ってきた。
1週間も広い空の下で過ごしてきたから、地下鉄の駅を降りて見上げる空に建物が多くて違和感を覚えた。
部屋に戻りベランダに出ると、空が広くて安心した。
どうやら無意識のうちに、幼い頃からなじんだ風景を探してしまうようだ。

今回の帰省では、リフォームする部屋の最後の姿を写真に撮った。
デジタルとフィルムの両方で。
デジタルで撮ったものは702枚。
フィルムはモノクロを3本。
同じような写真を露出を変えて撮ったものもあるので、枚数ほどの成果があるとは思えないが、枚数と撮りたい思いとは比例するように思う。

次回帰省する時には、今回撮った部屋は全く違う姿になっている。


09010401.jpg
山中渓
  1. 2009/01/04(日) 23:51:47|
  2. OLYMPUS E-420 ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

冬を歩けば

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PC312156.jpg 

PC312196.jpg 

PC312226.jpg 

山中渓

  1. 2009/01/03(土) 21:25:05|
  2. OLYMPUS E-420 ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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プロフィール

Swing75

Author:Swing75
写真と音楽と植物をこよなく愛する東京在住の大阪人です。
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