日々の空

気の向くままに写真を撮り、思いつくまま文章を綴った日々の泡の記録。

星が見えますか

学生の頃から、テントを張らずに野宿するのが好きだった。
始めは単なる貧乏旅行。
でもその日見たが忘れられなくなった。

いっぱいの星。
流れる雲。
流れ星。

中に目を覚ますと、一面の星に驚き、説明のつかない恐怖を感じることもあった。
から星が降ってくるような、自分が宇宙へ落ちていくような、そんな恐怖感だったのかもしれない。

今でもベランダで星を見ながら寝ることがある。
さすがに東京のでは宇宙に落ちていく感覚はないが、それでも贅沢なに変わりはない。



701
  1. 2006/10/31(火) 21:42:40|
  2. CONTAX G2 Planar 35mm
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ひっそりと

ひっそりと、静かに、生きている。



大塚
  1. 2006/10/30(月) 21:58:16|
  2. ROLLEIFLEX 3.5F Planar
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CONTAX G2

久々に機材紹介を。

このブログの写真にも多く登場している、CONTAX G2です。




当初は大きさからG1にしようかと悩んでいたのですが、お店でG1を手にとってAFを試してみたところ、どうにも合わない、、、。
大きさはG1の方が断然小さくてコンパクトだったので、相当悩んだ挙句、結局ストレスなく撮れるであろうG2を選びました。
ボディに大きな傷がついているので安くなっていましたが、おそらく今ならもう少しきれいなものが買える値段じゃないかと思います。

G2KICX3463.jpg

世間ではAFの性能やファインダーの良し悪しで色々な評価を受けていますが、個人的にはこれほど使いやすいカメラはないと思っています。
何よりも操作がほとんどダイヤルであること。
クリック感も心地よく、最近はほとんどマニュアル撮影。
ライカを使っているような感覚で撮れます。

G2KICX3473.jpg

マニュアル撮影の際は、露出計を頼りにせず、「感度分の16」を基準に撮るのですが、ファインダー内の露出表示がみごとに感度分の16で一致します。
いろんな被写体に試してみたところ、晴天下の光が当たっている被写体だとほとんどはずさない様子なので、オートで撮っても良い結果が得られると思います。

G2KICX3475.jpg

このカメラを語る上で欠かせないのはレンズの話。
やはり秀逸なレンズ郡だと思います。
35mmカメラのレンズで最も優秀ではないか、とまで言われているその描写は、緻密でメリハリがあって、それでいて濃厚な発色。
まさにツァイスの真骨頂といった感じの描写です。

僕は90mm以外のレンズ(21mm、28mm、35mm、45mm)を持っているのですが、それぞれに微妙な描写の違いがあります。
おそらく28mmあたりが最もツァイスらしい描写で、45mmは緻密な描写、35mmは解像度が低めで少しだけライカよりの描写だと感じます。

G2KICX3483.jpg

最近ではコシナのMマウントのツァイスレンズが、ほぼ同じような描写をするようで、ムックでの描写比較を食い入るように見たところ、ほとんど区別がつきませんでした。
ただしG用のレンズの方が中古価格は格安なので、ボディーとともにそろえてしまうのも手かもしれません。

いずれにしてもダイヤル感覚がマニュアル撮影にぴったりで、このレンズの描写となれば、当分手放すことのないカメラだと思います。


(全てCONTAX i4R)
  1. 2006/10/30(月) 21:52:23|
  2. 撮影機材
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淡い光

都市の喧騒の中でも、こんな景に目をとめることが出来たら、心の角がとれるかもしれない。
別に何の変哲もない壁だから、誰も気に留めずに通り過ぎていくのだけれど。



青山
  1. 2006/10/29(日) 20:41:57|
  2. ROLLEIFLEX 3.5F Planar
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夕暮れ新宿

夕陽がを染める。
人間が作り出したもの全てを包み込むかのような、やさしい光。



新宿
  1. 2006/10/29(日) 18:25:08|
  2. OLYMPUS OM-1 ZUIKO 50mm
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旅の夕陽

というのは、時間をあえて無駄に使うものだと思う。
観光地をいくつ回ったとか、あそこにも行かなきゃとか、そうやって過ごすのはだとは思わない。

僕はに出て海があると、だいたいそこで夕陽が沈むのを見ることにしている。
黄昏時の港町を散歩し、少し早めに海辺について、あとはひたすらぼーっと海と空を眺める。
たまに写真を撮る。

そうやって過ごしていると、一瞬たりとも同じ風景が存在せず、全く飽きることがない。
日常生活でこの感覚を味わうことは難しいから、に出て味わう。
贅沢な時間だ。

この日は電車に乗って最初に海が見えた街で降りる、というルールを決めて出かけた。
それ以外のことはそこで出逢うことにまかせた。
締めくくりがこんな夕陽になるなんて、我ながらいいルールだったと自負している。



  1. 2006/10/28(土) 21:15:27|
  2. Nikon FM3A 45mm
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空と影

の青との影。
日常風景にある感動。



birutosora.jpg

soratobirutoki.jpg

新宿


  1. 2006/10/27(金) 22:45:38|
  2. CONTAX G2 Planar 45mm
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シロ

僕が好んで写真散歩するには、がいることが多い。

この日も散歩をしていたら、に出逢った。
まだまだ慣れないローライで、しかもうす曇という条件の下、決してすばやくとはいえないスピードで1枚撮らせてもらった。

その後随分経ってから同じところを通ると、そのが寄ってきてくれた。
もしかすると覚えていてくれたのかもしれない。
大きな機械は持っているが、玉が飛び出すわけでもないし、どうやら危害を加える人間ではないということで安心したのだろうか。


人に話すとあまり信じてもらえないが、小学校の時に飼っていたはとても利口なだった。
全身真っ白だから「シロ」。
単純極まりない名前の名付け親は僕である。

家から小学校まで小学生の足で約10分。
登校時には後ろを歩いたり、前を歩いたり、付かず離れず学校付近まで一緒についてくる。
学校付近はの溜まり場になっていて、おそらく僕が授業を受けている間は他の猫と遊んでいたのだろう。

帰りに学校を出ると、校門の上にちょこんとシロが座っている。
特に何も言わないが、校門を通過する時にすっと飛び降りて、来た時と同じように前を歩いたり後ろを歩いたり、家まで一緒に帰る。


小学生の僕にはごく普通のことだと感じていたことだが、今となってみればあんなに利口な猫はどこを探してもいないように思う。

老人と猫が似合うように、小学生と猫もよく似合う。
ともに両者の間に言葉を超えた意思疎通があるように思える。


今でもで猫を見かけると、シロのことを思い出す。
この日僕のことを覚えていてくれた猫は、もしかしたらシロの生まれ変わりなのかもしれない。
そんな風に考えるのは、少しセンチメンタルすぎるだろうか。



大塚
  1. 2006/10/27(金) 00:51:33|
  2. ROLLEIFLEX 3.5F Planar
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ありふれた風景

どこかで見たような、初めて見るような。
今では新鮮な目で見られる風景だけど、一昔前はこれが当たり前の風景だったはず。
今当たり前だと思っているマンションや郊外のニュータウンの風景も、いずれは同じような目で見られるようになるのだろうか?



月島
  1. 2006/10/26(木) 08:09:25|
  2. ROLLEIFLEX 3.5F Planar
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冬の青

今日のは冬の青だった。

気温が下がって、昨日の雨で洗われた気のおかげで、は青く沈み、はきらきら輝いていた。

東京で迎える二回目の冬だ。



aozora02.jpg

dentyu.jpg
大塚
  1. 2006/10/25(水) 22:27:29|
  2. CONTAX G2 Biogon 28mm
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にじみ出た風景

新大塚~護国寺あたりには、古い下町の風景がたくさん残っている。
以前銭湯の前で休憩しているおばあちゃんに聞いた話では、大正湯があったあたりから護国寺にかけては、戦争でも焼けなかったらしい。

特に有名でもないし、観光化されているわけでもないので、いずれ近いうちにこういう風景もなくなってしまうのだろう。
多くの人が美しいと感じる風景ではないのかもしれないが、人が必死で生活し、長い年月をかけてその生活がにじみ出てきている風景を、僕はとても美しいと思うし、長く残っていてほしいと願う。



isutobike.jpg

護国寺、新大塚


  1. 2006/10/24(火) 22:20:42|
  2. Leica IIIf Elmar 5cm 2.8
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海辺の落日

学生の頃住んでいた堺には港があり、バイクで20分ほど行くと、海までたどり着けた。
垂直に切り立った防波堤が、近づけば近づくほど海を遠ざけるのだけれど、そこで展開される風景はやはり魅力的だった。
防波堤によじ登ってみると、向こう側には釣りをしている人がいる。
釣竿がシルエットになって夕陽に映える。

紅くなり、その後紫やピンクを抱えたまま濃紺へと変化していく空と、濃紺にその紫やピンクを映し出す海の色とを交互に眺めているだけで、色彩の不思議に心を奪われる。

直島で見た夕陽、神戸で見た夕陽、大阪で見た夕陽、沖縄で見た夕陽、、、、、

海辺の落日には、その瞬間を思い出に深く刻み込む作用があるようだ。




yokohama09.jpg

横浜
  1. 2006/10/23(月) 22:59:10|
  2. ROLLEIFLEX 3.5F Planar
  3. | トラックバック:0
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夕暮れ赤レンガ

夕暮れ時の光に照らされて、赤レンガが輝いていた。
青空は、まだ青いままだった。



yokohama07.jpg

横浜
  1. 2006/10/23(月) 21:13:55|
  2. ROLLEIFLEX 3.5F Planar
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出逢いのカメラ

「ローライなんて珍しいカメラ使ってるねぇ。」
振り向くと、白髪の男性が優しい、それでいて強いまなざしで微笑んでいた。
早稲田大学の裏手、神田川に架かる橋の上。

きっと昔趣味で写真を撮っていたのだろうと思い、少し話を聞くと、どうもただの素人ではなさそうな雰囲気。
話し口調や雰囲気にどことなく気品があって、強い意志が感じられる。

ローライフレックスの話から始まり、昔の日本のカメラの話、最近の日本のカメラの話と、話題がつきない。
よくよく聞いてみると、どうやらその昔第一線で活躍していたカメラマンのようだ。
「ディオールが帝国ホテルに来た時なんか大変だったんだよ。」
「ローライでも撮ったねぇ。スポーツファインダー使ってね。」
「当時はみんな外国の真似してたねぇ。秋山なんかもライティングやなんか、みんな真似してたんだよ。」
”秋山”というのは、かの秋山庄太郎氏のことだ。

どうも現役時代には世界中を飛び回っていたようで、パリやスイス、ドイツや中国の話が普通のことのように出てくる。
現役を退いた後は、フィルム工場でフィルムの製造に携わっていたらしい。
一緒にいた犬がものすごくおとなしく、頭のよさそうな犬で、男性のたたずまいとこれ以上ないぐらいにいいコンビだと感じた。

恐れ多いとは思いつつ、1枚写真を撮らせてもらい、住所を教えてもらった。
プリントしたらお送りするつもりだ。


大正湯が取り壊された跡地で撮影していても、なんとなく人に声をかけられることが多い。
ローライフレックスは人を呼び寄せるカメラなのかもしれない。


ローライフレックスを持ってに出ると、東京のもいいもんだな、と思えてくる。




新宿
  1. 2006/10/22(日) 23:35:02|
  2. ROLLEIFLEX 3.5F Planar
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港のにおい

昔から港に行くと写真をたくさん撮ってしまう。
山育ちだから非日常性に刺激を受けるのか、それとも単に港にあるモノが魅力的なのか。
何に使われるのかわからないモノがあったり、使い込まれて味が出ていたり、、、、。
いずれにしても被写体として捉えるのに十分な魅力を持ち合わせていることだけは確かだ。



yokohama04.jpg

横浜
  1. 2006/10/21(土) 22:59:36|
  2. ROLLEIFLEX 3.5F Planar
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ファインダーを通して

中でファインダーを覗いていると、「何を撮っているんだろう?」という顔をされることがある。
そこには写真を撮る人にだけわかる、すばらしい世界が広がっている。

ファインダーを通して見ているのは、その世界なのです。



shinjukunosora2.jpg

shinjukunosora3.jpg

新宿
  1. 2006/10/21(土) 11:03:06|
  2. ROLLEIFLEX 3.5F Planar
  3. | トラックバック:0
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横浜の光

クリアながあふれている日は、なんだか幸せ。



yokohama7.jpg

yokohama6.jpg

yokohama9.jpg

横浜
  1. 2006/10/20(金) 21:03:09|
  2. CONTAX G2 Biogon 28mm
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横浜の木漏れ日

山と海が近い、というのは魅力的なの条件なのかもしれない。



yokohama10.jpg

yokohama11.jpg

yokohama12.jpg

横浜
  1. 2006/10/19(木) 22:28:28|
  2. CONTAX G2 Biogon 28mm
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横浜の青

横浜は神戸と似ている。
港町だから、ということに加え、最近のウォーターフロント開発が画一的なのかもしれない。

ただ、どちらのもとても魅力的であることに変わりはない。
この日の空はとても青かった。



yokohama2.jpg

yokohama3.jpg

yokohama4.jpg

yokohama5.jpg

横浜
  1. 2006/10/18(水) 21:57:04|
  2. CONTAX G2 Biogon 28mm
  3. | トラックバック:0
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キラキラ

に向かって。



横浜
  1. 2006/10/17(火) 22:58:41|
  2. ROLLEIFLEX 3.5F Planar
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咲いている

ひっそりと、静かに、精一杯咲いている。



月島
  1. 2006/10/16(月) 22:21:55|
  2. ROLLEIFLEX 3.5F Planar
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当たり前だと思っていると

2005年3月26日
この部屋に住むことを決めた日。
部屋の下見に来て、ベランダに出た時に、目の前に広がっていた光景。
それまで持っていた東京のイメージが一変した瞬間。



taisyoyu_i4R_2.jpg

今日この煙突の周りに足場が組まれた。

当たり前だと思っていることも、永遠には続かない。
だから今目の前にある大切なものを、もっと大切にしよう。

毎日少しずつ形を失っていく大正湯の姿を、記憶とフィルムに定着させながら、そんなことをぼんやり考えています。

  1. 2006/10/16(月) 22:09:20|
  2. CONTAX i4R
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夕暮れ煙突




701


連日大正湯の話題だったので、空の写真を。
ただ、ここにある煙突はまもなくなくなるんですよね、、、。

  1. 2006/10/15(日) 23:19:02|
  2. ROLLEIFLEX 3.5F Planar
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社交場

取り壊し開始から1週間が過ぎ、昨日までに建物がなくなった。
現在は遺跡のような敷地に巨大な煙突だけが立っている、という状況。

朝から遺跡の写真を撮っていると、親子連れがやってきた。
40代前後の父親と、小学校低学年ぐらいの女の子。
話を聞くと、その男性が小さい頃に通っていた銭湯と大正湯で使っているものが、全く同じだったのだという。
蛇口や洗面器や、脱衣籠や、、、、おそらく空間の雰囲気も含めての話だろう。

大正湯のお湯はとても熱かった。
男性は、その熱さが気に入って、家族でたまに来ていたそうだ。
都内でもそれほど熱いお湯がなかなかないらしく、遠くからわざわざ入りに来る人もいたそうだ。
それほど頻繁に利用していたわけではないが、近くに住んでいることもあり、やはりなくなるのは寂しいと言っていた。


しばらくすると、60代ぐらいの男性がやってきた。
生まれも育ちもすぐ近くで、大正湯の経営をされていた方の弟さん(近くでお豆腐やさんをしている)とも仲がよいのだそうだ。
小さい頃から大正湯を利用していて、さすがに感慨深いものがあるとのことで、記念に写真を撮ってほしいと言われた。
煙突と空をバックに2枚、ヒビだらけになってしまった風呂の前で2枚を撮った。

昔は銭湯は社交場そのもので、家に風呂ができてからも情報交換のために銭湯に通う人も少なくなかったそうだ。
「銭湯は日本の文化だからねぇ。」
との言葉に社交場としての意味が深くこめられているとすれば、建物がなくなることの寂しさだけでは語れない感慨が含まれているのではないだろうか。


ただ、建物がなくなってからも、その場に立っているだけで人が集まってくる、というのはまだ社交場としての磁力があるからなのかもしれない。

次に建てられる建物も、同じように磁力を持った”場”を作り出してくれることを祈らずにはいられない。


  1. 2006/10/15(日) 11:27:13|
  2. ROLLEIFLEX 3.5F Planar
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  4. | コメント:0

月没

大正湯がなくなる、という現実をつきつけられた日は、中秋の名月の翌日だった。

ベランダから見える風景に煙突がなくなるかと思うと、無性にが撮りたくなった。

夕陽ばかり撮っていたベランダから、沈む月を撮った。

数分後に見えなくなっていく月と、大正湯が重なって見えた。



701
  1. 2006/10/14(土) 23:59:16|
  2. CONTAX G2 Planar 45mm
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

大正湯(6)

ディテールに歴史の重さを感じる。
永遠ではないことを知る。

最期にじっくりと撮影できた幸運に感謝。



taisyoyu_Rollei6.jpg

taisyoyu_Rollei7.jpg

taisyoyu_Rollei8.jpg

taisyoyu_Rollei9.jpg

------------------------------------------
大正湯内部の写真はこれで一旦終了にします。
外観の写真や、これまで撮り貯めてきたベランダからの風景等は、おいおいアップしてきます。

  1. 2006/10/14(土) 09:32:34|
  2. ROLLEIFLEX 3.5F Planar
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:8

大正湯(5)

毎日のようにくりかえされてきたとの戯れを、モノクロフィルムに定着させてみる。
そのものを捉えるには、その方が適していると判断したからだ。

ここにあふれるは、建物の風貌や雰囲気と同じように、やさしくて、そして厳かだ。



taisyoyu_Rollei2.jpg

taisyoyu_Rollei3.jpg

taisyoyu_Rollei4.jpg

  1. 2006/10/13(金) 23:46:38|
  2. ROLLEIFLEX 3.5F Planar
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

大正湯(4)

何も考えずにひたすらシャッターを押し続けた写真には、やわらかいがたくさん写っていた。



まるで最期の時を静かに待っているようだ。

taisyoyuG2_11.jpg

いったい何人の人がここで汗と疲れを流してきたのだろう?

taisyoyuG2_12.jpg

taisyoyuG2_13.jpg

taisyoyuG2_14.jpg

taisyoyuG2_16.jpg

taisyoyuG2_17.jpg

taisyoyuG2_18.jpg

-----------------------------
今日も着々と解体が進み、この写真に写っている風景は既にもうありません。

解体されていく姿も記録として写真に撮っていますが、寂しく残酷な姿に見えてしまうので、ここにはアップしないでおこうと思っています。

カラーで撮ったものは一旦終了し、次回はモノクロの写真をアップしたいと思います。
  1. 2006/10/13(金) 08:10:51|
  2. CONTAX G2 Biogon 21mm
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6

大正湯(3)

人が集まるべく作られた場所に、人が集まらなくなった。
とても寂しい現実。



風呂なしの建物が減っている現状において、それはしかたないことなのだろう。

taisyoyuG2_2.jpg

taisyoyuG2_3.jpg

taisyoyuG2_4.jpg

taisyoyuG2_5.jpg

taisyoyuG2_6.jpg

taisyoyuG2_7.jpg

taisyoyuG2_8.jpg

taisyoyuG2_9.jpg
(・・・続く)
  1. 2006/10/12(木) 22:11:09|
  2. CONTAX G2 Biogon 21mm
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

大正湯(2)

去年の春、東京に引っ越すことを決めて部屋を探していた日、最後に下見をしたのが今住んでいる部屋だった。
4部屋目だったこともあり、夕暮れ時にさしかかっていて、半ば諦めていたのだが、この部屋に入ってベランダに出た瞬間、「これは住め、ということだな」と感じた。

ベランダから護国寺の森と大正湯の煙突をシルエットにして、大きな夕陽が沈んでいくところだったからだ。

東京に住んで、こんな風景を眺めながら生活できるなら、少しぐらい家賃が高くても良い、と思ったのだ。



結局その後1年半弱の間、毎日のように大正湯の煙突を眺めて暮らしていた。
季節によって太陽の沈む位置がどんどん変わって行く様子や、煙突の先端部にカラスが止まっている妙に絵になる風景を、東京の中心部にいながらにして味わえることは、この上ない幸せだと感じていた。

taisyoyuF4_9.jpg

実際に銭湯を利用した回数は数えるほどしかなく、えらそうなことを言える立場ではないが、しっかりと機能を果たしている煙突を見ることができなくなるのは寂しい。

taisyoyuF4_10.jpg

ましてやその煙突さえもなくなる日が近づいていると思うと、、、、

taisyoyuF4_11.jpg

いつまでも変わらない風景というのはないのだが、いつまでも変わらないでいて欲しいと思える風景は確実にある。

taisyoyuF4_12.jpg

taisyoyuF4_13.jpg
(・・・続く)

  1. 2006/10/11(水) 22:46:28|
  2. Nikon F4 28mm-85mm
  3. | トラックバック:0
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写真と音楽と植物をこよなく愛する東京在住の大阪人です。
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