日々の空

気の向くままに写真を撮り、思いつくまま文章を綴った日々の泡の記録。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

夕陽後朝日

朝一番の新幹線で京都に来た。

家を出た時の空の色は、昨日の帰り道に見た空の色と同じだ。
夜の群青ではない、少しだけ奥行きのある濃紺。

新幹線に乗り、しばらくすると車窓から日の出が見えた。
昨日ベランダで見た夕陽と同じ色なのに、全く別のもののように感じる。
黄金色に照らされたビルや川面や木々には、微塵の切なさも感じられない。

同じ色なのになぜか夕暮れの方に親しみを感じるのは、ジャズが好きだけれどブルースから逃れられない理由と同じなのだろう。

09012601.jpg
スポンサーサイト
  1. 2009/01/26(月) 23:36:12|
  2. Nikon F3 Planar 50mm ZF
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

大吉

一緒にいた人が引いたおみくじが大吉だった。
自分が引いたわけじゃないのに、うれしかった。
何かいいことがありそうな気がした。
自分が引いたわけじゃないから、”ありがとう”と思った。

08030602.jpg
恵比寿
  1. 2008/03/06(木) 01:34:24|
  2. Nikon F3 Planar 50mm ZF
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

都心の空地と哲学する猫

細い路地を見つけると入っていく癖のある僕は、この日も先に何があるかわからない路地の奥へと足を踏み入れた。
しばらく進むと、まるでそこだけビルを引き抜いてできた穴のように、周囲を建物に囲まれた空地にたどり着いた。

akichineko-akichi.jpg

都心部の空地というのはそれだけでセンチメンタルだ。
そこにかつて何があって、どんなドラマが展開されていたのか。
そしてこれからここに何ができ、どんな物語が生み出されるのか。

そんなことに思いをはせていると、一匹のがいることに気づいた。
まるでこの空地の番をしているようだ。



ゆっくりと近づくと、眠そうな目をこちらに向けながら、しっぽをゆらりと揺らす。
「写真を撮らせてください。」
と目でお願いして1枚。

akichineko2.jpg

お礼を言って立ち去り、しばらくして振り返ると、遠くを見つめて物思いにふける姿。
僕と同じようにこの空地の過去や未来に思いをはせているのではないか、と思えるほどに堂々としている。
アラーキーが愛チロのこういう姿を「哲学している」と表現するのが妙に納得できる。

akichineko3.jpg

日々の暮らしの中で、このほどに”何もしない”貴重な時間を持つ機会が減ってきている。
「時間を無駄に使う」の”無駄”って一体なんだろう?
哲学するに触発されて、そんなことを考えながら歩いた一日だった。

akichineko-sora.jpg

代官山
  1. 2007/04/17(火) 22:14:46|
  2. Nikon F3 Planar 50mm ZF
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

田中長徳さんビューイング

2Bにて田中長徳さんのビューイングに参加。
田中長徳さんと言えば、ライカやクラシックカメラが好きなおじさん、という印象を持つ人が大半ではないだろうか。
実はただのカメラ好きのおじさんではなく、れっきとした写真家なのだ。
まだ日本でオリジナルプリントの販売が一般的でなかった当時に、PGIで展示したプリントが32枚も売れたそうだから、その人気は相当なものである。

今日の話はカメラの話ではなく、プリントの話。
渡邊さとる師匠所有の20年前のビンテージプリントと漂流者さん所有のプリントを見ながら、撮影時の話や当時の様子などを語ってもらった。
8×10という大きなフォーマットのカメラで撮られた写真は、じっくり見れば見るほど細部に情報が詰まっていて楽しめる。
普段35mmフィルムの情報量に慣れている者にとっては相当な刺激だ。
特にビンテージプリントの方は、今の印画紙では出せないであろう色になっていて、これなら所有してみたい、と思わせる何かがある。

江戸っ子特有のテンポのよさで話される内容は、有名な写真家が身近な人として語られていたり、ニューヨークやウィーンのことなどが盛りだくさんに話されて、まさに写真の歴史とともに歩んできたような人だと感じた。
印象的だったのは、「今でも写真は楽しいんですよ」という言葉。
まもなく還暦を迎える人が、純粋に胸を張ってそう言える、というのが写真の奥深さなのだろう。



代官山


カメラの話が全くなかったのかというと、、、、まもなく発表されるリコーの新製品(GR Digitalではない)をフライング気味で見せていただいた。
なかなかかっこよかったので、リコーからの正式なプレス発表が楽しみだ。

  1. 2007/03/25(日) 22:25:19|
  2. Nikon F3 Planar 50mm ZF
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

写真集を買いすぎた。

中古カメラ市で何も買わなかった反動か、この2,3週間で写真集を買いすぎている。

Willam Eggleston
 
5 X 7
エグルストンも有名な人だとは知らずに古本屋で買った写真集から好きになった。
言葉では言い表せないが何か惹かれる、そんな写真が多くてANCIENT AND MODERN、William Eggleston's Guide、2 1/4の三冊を持っている。

その中で、今回買った5 X 7は一番好きな写真集になった。
大判で撮られた写真は何度でも見たくなるほど生々しく、大判で撮られたというわりには動きが止まっていない。
ナイトクラブで撮られた写真は、背景が暗く沈んで主要被写体が浮かび上がっている。
すごく惹かれると思ったら、普段僕がの中で好んで撮る写真と同じ構造だということに気づいた。
どうりで好きな写真なわけだ。
途中にカラーが挟まったりするところもよく出来ている写真集だな、と思う。

Garry Winogrand
 
Winogrand: Figments from the Real World
ウィノグランドの作品をテーマごとにまとめて構成された写真集
初期の作品の方が惹かれる作品が多い。
少し散漫な気はするが、全体を俯瞰するのには最適だと思う。

Lee Friedlander
  Friedlander
この値段でこのボリュームはかなりお得。
こちらもウィノグランド同様展覧会に合わせて刊行された総集編的写真集ながら、圧倒的にこちらの方が良いと感じる。
点数と大きさなのか、フリードランダーの方が好みに合っているだけなのか、、、。
ハッセルのSWCで建築物を撮ったシリーズがものすごくかっこよくて、食い入るように何度も見ている。

  Lee Friedlander: Self Portrait
有名なセルフポートレートのシリーズ。
東京都写真美術館の「光と影」展でプリントを見てから気になっていた。
撮影者と同化したような感覚になって、画面の中にぐいぐい引き込まれる。

Catherine Opie
  Chicago (American Cities)
大判で撮られたアメリカの夜のの写真。
写真集自体はとても小さいのだが、大判で撮られただけに緻密な感じがあって細部をじっくり見てしまう。

Arthur Elgort
  Camera Crazy
カメラを手にした人の写真ばかりで構成された写真集。カメラ好きは絶対楽しめる。
この人自らが相当なカメラ好きで、カメラと一緒に食事をしていると言う(笑)
ほぼ全ての写真に解説が付いていて、その英語も簡単なのでとても楽しめる。

Seiichi Fruya
  Memoires 1995
買ったのはドイツ語版。
Memoires 1983を読んだ後に見ると、いろいろと考えてしまう。
奥さんがなくなったのが1985年。
その転機となった年(だと古屋さんが考えているの)が1983年。
だから写真に付されている撮影年と撮影場所が大きく意味を持って、それを読むだけで様々な物語を想像させられる。

以前エプサイトでトークショーに参加した時に見た写真、Memoires 1983にも入っている写真などで構成されているが、特に印象に残ったのは途中にあるカラーのポートレート。
普通の顔をしているのに何故か人間の苦悩や葛藤が表れているように見える。
少年や少女ですら。
カラーだからなのか、古屋さんのことを知っていてそういう風に見てしまうからなのか、とにかくこのポートレートに衝撃を受けた。

鬼海弘雄
  東京夢譚―labyrinthos
鬼海さんの新刊。
東京のをハッセルで淡々と撮った写真と、文章で構成されている。
鬼海さんの文章は、「ぺるそな」の普及版に収録されているものを読んでから大好きになった。
今回買った写真集も、半分は文章が読みたかったから買ったようなものだ。
もちろん写真も鬼海さんらしい、静寂の時間を感じられる、優れたものではあるのだが。


これだけ一気に買ってしまうと、本棚に入りきらない、、、。



恵比寿
  1. 2007/03/07(水) 23:44:33|
  2. Nikon F3 Planar 50mm ZF
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
次のページ

プロフィール

Swing75

Author:Swing75
写真と音楽と植物をこよなく愛する東京在住の大阪人です。
※当サイトはリンクフリーです。ご自由にどうぞ。
お気に入りの本やCDはこちら。
■Swing75 Favorites

最近の記事

最近のコメント

タグリスト

 モノクロ  ベランダ風景 夕暮れ    写真展  路地 原風景 物語 台湾  路地花  黄昏 オブジェ カメラ レンズ 2B  映画 撮影機材 ハス 大正湯   写真集  気配  モノクロ 夜 音楽 カラーネガ 太陽 自転車 植物 里山 花 原風景 朝焼け 黄昏光 夕暮 静物 2b 斜光 

カテゴリ

月別アーカイブ


-----------------
 管理




あわせて読みたい

ブログパーツ型環境貢献サイト
グリムス(gremz)
http://www.gremz.com

SINCE20060405





FC2 Blog Ranking ブログランキング ブログランキングranQ
人気ブログランキング - 日々の空 スカウター : 日々の空
にほんブログ村 写真ブログへ
テクノラティプロフィール 人気ブログランキング・ランブロ デジタル村のギャラリー ブログランキング ブログランキング
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。