日々の空

気の向くままに写真を撮り、思いつくまま文章を綴った日々の泡の記録。

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鬼海 弘雄さんビューイング

2Bにて、鬼海 弘雄さんのビューイングに参加。
2Bに来ていただいて、普段目にすることのできないプリントを見せていただくのだ。
その際に、参加者は参加費用を払う。
そのことによって普段聞けないことも聞けるし、写真家は答えなければならない。
(→http://www2.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=178978&log=20070206

鬼海さんのINDIAという写真集の印刷原稿プリントを直接見て、それについて鬼海さんに直接いろいろと話を聞くことができる、とても貴重な機会だ。
原稿プリントなので、ページ数が振ってある。
それがとても生々しい。

大きな机に並べられたプリントを、順番に見ていく。
質問する人がいて、鬼海さんが答える。
途中から鬼海さんが少しずつ饒舌になって、写真を撮ることについて、本質的な話をされた。

『INDIA』も、『ぺるそな』も、すべて
「人間がもっと人間らしいと思えるところ」
を撮りたい、という信念の元に撮られている。
「その人が持っているものを、もっといいものであると認められるように撮ってあげたい。
人間が人間として認められることはとても気持ちのいいことである。
その人の持っているものよりも悪く写っていたら、見る側の思考もそこで止まってしまう。」

インドも浅草(『ぺるそな』は浅草で撮られている)も、色々な人がいて、それが排除されない場所だ。
「人間の森の深さが深い。
いろんな種類がある方が生き物にも人にもいい。」
そういう意味でインドも浅草も同じなのだ。

根底に流れる、人間の尊厳に対する思いは、アラーキーやハービー山口さん、有元伸也さんと共通すると感じた。
アプローチの違いはあっても、そういう人たちの撮る人の写真が魅力的なのは、きっと本質的な部分が似ているからなんだと思う。
今日話を聞いていて、その中でも鬼海さんは特にストイックな人だと思った。

「写真は、絵や文学のように長い時間の訓練が必要ではなく、撮ろうと思えば誰にでもすぐ撮れる。
だからこそ、撮ることに真剣になり、撮る前に徹底的に考えなければならない。
写真を撮っている時間以外の時間に何を考えているのかが、写真ににじみ出ていないと、写真家としてはダメなんだ。」

まっすぐで、とても深いところを常にしっかりと見つめている、と思った。




ZeissIkon Biogon35mm ZM
池袋










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  1. 2007/02/10(土) 23:51:39|
  2. Workshop 2B
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