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日々の空

気の向くままに写真を撮り、思いつくまま文章を綴った日々の泡の記録。

ハービー山口さんビューイング

2Bのクリスマスプレゼント企画「ハービー山口ビューイング」に参加。
2Bの人たちの間でのハービーさんの人気は非常に高く、2Bに入りきらないため、隣の公民館で行なわれた。

少し早めに到着され、2Bでスライドショーの準備。
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サインのついでにライカを即席で描かれた。
「M3ですかね?」
「この時点ではM4の可能性もあるよ。」
などと架空のライカの推測を楽しまれていた。
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スライドショーの設定がうまくいかず、途中渡部さとる師匠が2Bへ戻られた。
ハービーさんは一人でロンドン時代の話やPEACEという写真集製作時のスナップの話などをしてくださった。
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その後無事スライドショー開催。
音楽に合わせて次々と表示される写真を見ていると、本当に人が愛しくなる。

「愛しているものを撮るというのが、良い写真を生む一番の近道。」
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プリントのビューイングでは、ロンドン時代のもの、PEACEのもの、代官山17番地のもの、ルクセンブルクのものなど、有名なイメージも含め机の上に所狭しと並べられた。
間近でオリジナルプリントをこれだけ眺められる機会はそうそうあるものではない。
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質問には丁寧に答えてくださり、写真にまつわるエピソードなども交えて話される物語は、いつまで聞いていても飽きない。
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「現像タンクは優しく振るんだ。」
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以前横木安良夫さんとのトークショーで話されたことやエッセイに書かれている事も多かったが、いつもハービーさんの話にはブレがない。
「人ってこんなにすばらしいんだ、こんなに美しいんだ、ということを表現したい。
人が人を好きになる写真を撮ることで、閉塞的な社会が少しでも良くなるんじゃないかと思っている。
海を渡って海外でも評価され、海外でもPEACEのシリーズのように笑顔の写真を撮り、全世界で同時発売の写真集を出したい。
そして世界がもっと平和で良くなることを願っている。」
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  1. 2007/12/23(日) 23:59:02|
  2. CONTAX i4R
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搬入終了

予想通り少し早く目が覚めた。
少しひんやりした空気が気持ちよい。
いつもどおりにコーヒーを淹れ、トーストにはDMを。

搬入は13時からなので、かなり時間がある。
準備は済ませてあるので時間をもてあまし、近くのカフェまで。
最近購入したImage Makers, Image Takersを読む。
じっくりと読むと奥が深い。
英語で書かれているので、日本語特有のあいまいな表現でなくダイレクトなのが良い。


ギャラリーには少し早めに着いたが、13時からしか開けてくれないため、玄関に同時開催の人も含めてどんどん人が集まってくる。
13時過ぎ、渡部さとる師匠が到着し、搬入開始。

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大人の文化祭にふさわしく、真剣ながらも楽しい時間が過ぎていく。

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作業を終え、ひと段落した頃にはどっと疲れが。
体力的な疲れではなく、張り詰めていた気力を緩めたための疲れだろうか。

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2Bのグループ展では、フロア内のどの壁に誰の作品を飾るかは渡部さとる師匠が全て決めることになっている。
作品のイメージ、作品同士の関係、空間のイメージとの関連などから判断するとのことで、適切な場所をどんどん指示される。

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ルデコの2階には通称「モノクロの小部屋」と呼ばれるスペースがある。
以前は部屋のような空間ではあったが、一応通り抜けが出来た。
ところが最近の改装により、完全に部屋となった。

今回僕の作品が指示された場所はこの部屋。
じっくり見てもらうのにはこれ以上ない静かで落ち着いたスペース。

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入り口が少しわかりにくいのだが、その入り口を入ったところには、なんとウィリアム・クラインのオリジナルプリントが。
渡部さとる師匠所有のプリントだ。
これを見に来るだけでも価値があるのではないか、と思えてくる。
在廊している間、穴があくほどじっくり見てやろうと思っている。

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ギャラリー・ルデコ

終了後は、3階の18期の皆さんとともに前夜祭。
明日から始まる1週間を思うと、今日もまた眠れない夜になりそうだ。



  1. 2007/09/24(月) 23:09:46|
  2. OLYMPUS E-410 ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm
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グループ展「太陽と17歳」DM

9月25日(火)より9月30日(日)までグループ展開催。
本日は2Bにてその打ち合わせ。
額装やマット発注、当日の段取りなど具体的な話。
同時にDMが完成したのでその受け取りも。

2Bのグループ展は、テーマに沿ってみんながそのテーマに関する写真を撮るスタイルではない。
だから参加者ごとでテーマが違い、バラエティに富んだ展示となる。
そしてテーマを決めるところから全て自分で創り上げていくため、それぞれが小さな個展を行なっているような意識を持っている。
少なくとも僕自身はそのつもりで作品づくりをしてきた。

写真を撮り始めて10年以上は経つのだが、公の場にプリントを展示するというのは始めての体験だ。
わざわざ足を運んでもらって見てもらうからには、半端なことはできない。
技術的な最低限をクリアしながら、少なくとも何かしら心にひっかかるものとして完成させなければ、作品として成立し得ないと考えている。
そして僕のことを知っている人の予想をいい意味で裏切りたい、とも思っている。
自分自身に課したハードルだ。

あと1月を切り、いよいよ展示に向けてカウントダウンが始まった。
果たしてどんな刺激的な1週間になるのやら、、、。

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(僕の名前は下から2番目です。)

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渡部さる主催Workshop2Bグループ写真展vol.10
太陽17

2007年9月25日(火)~9月30日(日)
11:00~19:00(最終日17:00) ※29日(土)18:00よりパーティ

Gallery LE DECO | ギャラリー・ルデコ2F
〒150-0002東京都渋谷区渋谷3-16-3ルデコビル
TEL:03-5485-5188
http://home.att.ne.jp/gamma/ledeco/
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  1. 2007/09/02(日) 23:59:47|
  2. Workshop 2B
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2Bで考えるための道具を手に入れる

グループ展の作品を渡部さとる師匠に見せるため、2Bへ。
ブックと展示用のプリントをそれぞれ見ていただいた。

ブックに関しては、以前から何度か見ていただいているため、ほぼ構成が固まった。
全てのイメージをプリントしなおしたため、よりトーンが出てきて、師匠からもOKをもらった。
完成まであと少し、といったところか。
シーケンシャルに見せ、物語を構成するための文法が随分見えてきた。

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展示用のプリントについては、前回アウトプットの方向性を確認するためだけに数枚見せたのだが、展示枚数や並び順を考えるのは今回が初めて。

自宅には大きなテーブルがないため、プリントを並べて俯瞰できるスペースがない。
そのため普段は縮小した画像をExcelに張り込んで、PCの画面上で並び順をシミュレートしている。
拡大縮小が容易なため、全体を眺めたり、2,3枚のつながりを考えたりすることができる。
考えをまとめるためにはそれでも十分なのだが、やはり実物のプリントを広げて並べると、そこから得られるものは大きい。
2Bのテーブルに並べて意見をいただく。


自分でも随分検討していたつもりだが、師匠の言葉を聞くと、考えつかなかった視点がどんどん出て来る。
やはりたくさん写真を見て、たくさんのものを作ってきた人だから、解読し、検討するための引き出しの量が違う。
自分の作品を見せながら意見をもらうことで、毎回その引き出しをいただいているような感覚。
解読するための、そして物事を組み立てるための道具をもらっている、と言い換えてもよい。

ハイライトとシャドーの配分、力の方向性、対象物の有無、対象物との距離、仰瞰と俯瞰、パブリックとプライベート、モノクロとカラー、アナログとデジタル、フォーマットの違いによる影響、、、、

自分の作品からだけではなく、2Bにいるだけで他の人の作品も見ることが出来、それに対する師匠のコメントからも考えるための道具を得ることが出来る。
考えるための道具とは、昨年ワークショップに参加した時に一番最初に師匠が言っていた「写真の文法」のことだと思う。
とすると、この1年で随分その文法を習得したように思う。
グループ展が終わる頃には最低限の文法は一通り習得し、次は自分がどうするか、何を表現したいのか、を考えていくことになるのだろう。

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2B

 

難しいことばかり考えているようだが、それが楽しくてしかたがない。
そして気づくと師匠自らが中国茶を淹れてくれる。
カメラの話や雑談などでゆるりとした時間が流れる。
帰ってきてもまだじんわりとその時間の流れが続いているようで、いい一日だったな、と思う。



  1. 2007/08/05(日) 23:59:34|
  2. OLYMPUS E-410 ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm
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”写真家渡部さとる”のオリジナルプリントを買う

オリジナルプリントを買うという行為に対して、正直に言うと少し懐疑的だった。
写真は1枚で成立するものではない。
ならば1枚のプリントに数万円出すよりも、写真集を何冊も買う方が幸せになれる、そう思っていた。

ところがこの1年、ワークショップに参加してから、写真家がどのような思いでプリントを仕上げるのか、1枚のプリントを仕上げるためにどれだけの労力と費用がかかるのか、といったことを間近で見て、写真集とオリジナルプリントはまったく別の次元で成立する作品なのだ、ということを肌で感じることができた。

そして先日発売された旅するカメラ3traverseを読んで、心の底から「この人の作品が欲しい」と思った。
写真集や書籍ではなく、その原点となるもの、そして本当に好きな人しか手に入れられないものが欲しい。
たぶん僕にとってはこれがオリジナルプリントを買うタイミングなのだろうと思った。

ギャラリー冬青の展示プリント以外にも、traverseの中のイメージであればどれでも購入することができると聞き、traverseを隅から隅まで何度も見た。
旅するカメラの1~3も、午後の最後の日射も、1日の始まりに開く本も、Webサイトも、およそ見ることのできるすべてのイメージを見た後、候補を2枚に絞った。
そして2Bに行ってその写真が撮られた時の状況や裏に広がるストーリーを聞き、候補のプリントを見せてもらい、冬青に展示を見に行き、そして今日もう一度2Bに行って最終的に1枚に決めた。

1枚のプリントを購入するまでのステップとしては、相当時間をかけた方だと思う。
その間ずっと「この写真が自分のものになる」というわくわく感が持続した。
自分にとって簡単にいつでも買える金額ではないことも手伝って、「特別なものを買うのだ」という喜びを味わえたのだと思う。

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購入したプリントは、ハワイのシダの写真。
・長年モノクロをプリントしてきた人だから、やはりモノクロ
・好きなグレーのトーンがたくさん入っているもの
・できれば島で撮られた写真
・フォーマットは1枚で完結する印象のある正方形
そんな判断基準で選んだ。

代表作やビンテージプリントにしなかったのは、「後で価値が上がるんじゃないだろうか?」といった邪念を追い払った上で、純粋に好きな写真を選んだ結果だ。
とはいえ、購入したプリントはtraverse1日の始まりに開く本の印刷原稿になったプリント。
このプリントを使って本や写真集が印刷されている。
そういう意味ではたった1枚きりのプリントだ。


先週2Bに行ってこの写真を見せてもらった時に聞いた話が印象的だった。
「何枚か焼いたりするんですか?」
「あんまりたくさんは焼かないよ。
2,3枚焼いて失敗したものは破く。
陶芸家が茶碗を割る気持ちがよくわかる。」
同じトーンが出ていても、少し傷が付いていたりすると作品にはできない。
残しておくと後から簡単に見分けが付かなくなってしまうことを恐れての処置だ。

そうやって焼かれた数少ないプリントの1枚が、今僕の手元にある。
なんという幸せな気分。

なんだ、オリジナルプリントを買う喜び、というのはこういうことだったのか。


  1. 2007/07/22(日) 22:09:44|
  2. CONTAX i4R
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