日々の空

気の向くままに写真を撮り、思いつくまま文章を綴った日々の泡の記録。

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風立ちぬ

遅ればせながら、「風立ちぬ」を見に。
先日宮崎駿監督のドキュメンタリー番組をテレビで見て以来、ずっと気になっていた。
震災を経て、宮崎監督が苦悩する姿や、自身の年齢もあって思うように制作が進まない姿などを見ていて、この映画は映画館で見なければ、と思っていた。

これまでの宮崎作品に比べて、どちらかというと地味な印象なので、万人受けしないのかもしれないが、非常に良い映画だった。
何度も繰り返すテーマの伏線にはやはり震災があるように思う。
生きることを真正面から捉えた映画だとも思う。
ストーリーに派手さがない分、古い日本映画的な「間」があって、何気ない風景描写に涙が溢れたり、じわじわと心が熱くなってきたり、そんな映画。

終わった後、誰一人、何も話さず、しばらく呆然としている様子だったのが印象的。
あんなに終了した時の関内が静かだった映画は、未だかつてない。

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  1. 2013/12/14(土) 23:37:04|
  2. Zeiss Ikon Biogon 35mm ZM
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フィッシュストーリー

久々の映画。
フィッシュストーリーを見る。

伊坂幸太郎原作、斉藤和義音楽プロデュースとなれば見ないわけにはいかない。
この二人のコラボでつくられた「ベリー・ベリー・ストロング」という小説と曲は、何度読んでも/聞いても涙が溢れてくる。
「ベリー・ベリー・ストロング」は伊坂さんが斉藤和義の大ファンであることから実現した企画らしい。
そのあたりの話は伊坂幸太郎×斉藤和義 絆のはなしに詳しく語られていて、伊坂さんがいかに斉藤和義を好きかが知れておもしろい。


フィッシュ・ストーリーはとてもよく構成された小説で、映画になってもその魅力が失われていない。
平行して流れるストーリーがすべてリンクしているという手法は、伊坂さんの特徴としてよく語られるのだけれど、映画にするとどうなのか少し心配していた。
ところが蓋を開けてみるととてもよく練られていて、さらに含蓄のある言葉が随所に散りばめられていて、映画としてもとても見ごたえがあった。
時系列でどんどんストーリーが流れていく映画の中では、複雑に絡み合うそれぞれの関係をすんなり理解することは難しいけれど、映画館を出た後に思い出して「あぁ、そういえばあそこであんなこと言ってたなぁ、、、」なんて発見ができるのは、すべてのシーンが無駄なく構成されていることの証だと思う。
あっという間にラストシーンになっていた、という感覚だった。

伊坂さんの作品を読んでいると、随所に音楽に対する思い入れが感じられる。
そしてフィッシュ・ストーリーでは真正面から、音楽の力を信じようとしている。
閉塞的な状況においても、どこかに希望が見出せる気がするのは、作家のスタンスの表れなのだと思う。
希望に満ち溢れていても現実味がないし、希望のないストーリーでは読む人の心を重くしてしまう。
そのバランス感覚に優れた作家なのだと思う。

パンクロックの衝動と、現実との葛藤と、閉塞に対する希望と、すべてが繋がっていく爽快感と、、、。
たくさんの人に見てもらいたい映画だ。


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  1. 2009/04/10(金) 23:59:24|
  2. CONTAX T3
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大阪ハムレット

「大阪ハムレット」を見に。
とても良い映画だった。

だいたいの映画は予告編を見て行くことを決めるのだけれど、中には実際に見た内容が予告編で想像した内容とあまり変わらないものがある。
僕が「良い映画だった」と思うのは、予告編で自分が想像した以上の感動を与えてくれる映画だ。
この映画も予告編を見た段階で想像していた内容以上によく出来ていて、随所に見せ場があった。
不器用で真っ直ぐな人たちが、真剣に生きている。
家族って何だろう?ってことを超越した”絆”が存在する。
なんだか暖かくなれる映画だった。

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大阪・住吉区
  1. 2009/01/24(土) 23:59:59|
  2. CONTAX T3
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「その日のまえに」を見に

「その日のまえに」を見に。
以前別の重松作品の映画を見た際に小説の方が良くて少し残念な思いをしたことがあったが、今回はそんなことはなかった。
原作を読んだのが随分前で、細かいところを良い具合に忘れていたこともプラスに作用したのかもしれない。

テーマやストーリーがあまりにも悲しすぎるのだけれど、その分今ということや大切な瞬間に意識が向かう。
母のこと、女性の強さ、家族のこと、日々のデティール、出逢い、絆、、、、いろんなことが浮かんでは消え、そのすべてを大切にしなければならないと思った。

帰り道の空、寒さゆえに星がとても美しかった。

PB221489_1.jpg
  1. 2008/11/30(日) 23:15:35|
  2. OLYMPUS E-420 Planar 50mm
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「おくりびと」を見に

「おくりびと」を見に。
その構想のきっかけが藤原新也氏のメメント・モリであることを知り、きっと骨のある映画なのだろうと思っていた。

実際にとても深い映画だった。
見終わった後も、ずしりと心に残ってるものがある。
これまでに経験してきた別れのことや、これからやってくるであろう別れのことを思い、今生きていることの奇跡を思う。
しかし映画そのものが暗く陰鬱なわけではない。
そのあたりのバランスが絶妙だと感じた。

きっとこの先も長く印象に残り続ける映画だと思う。

08112401.jpg
  1. 2008/11/24(月) 22:36:39|
  2. CONTAX i4R
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Author:Swing75
写真と音楽と植物をこよなく愛する東京在住の大阪人です。
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