日々の空

気の向くままに写真を撮り、思いつくまま文章を綴った日々の泡の記録。

写真を撮る時間と思考

寒いと光がクリアで美しい風景が見られる、と喜んでばかりもいられないぐらいに寒くなった。
ピリっとするのは気持いいが、さすがにここまで寒くなると活動が低下する。

何年か前の元旦に、実家の近所を1,2時間歩きながら写真を撮ったことがある。
風強く、相当寒い日だったので途中からは苦行のような感じになってしまったが、それでもカメラがあればいつまでも歩いていられるような気がした。
沖縄の真昼にヒリヒリと痛みを感じるほどの日差しを浴びながら歩き続けた時もそう。
見慣れた光景であろうとそうでなかろうと、新鮮な目で風景を見ながら新しい発見を求める時間というのは、何事にも代えがたい喜びを生む可能性のある時間であり、だからこそその他のことが気にならなくなるのだと思う。
そういう時の頭の中はいつもフル回転で、普段思いつかないようなアイデアを思いついたり、思考が深く深く沈んでいったり。
今年も年末年始は色々なところを歩き回りながら写真を撮ろうかと思う。

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  1. 2014/12/18(木) 00:51:19|
  2. Ricoh GR Digital IV
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寒ければ寒いほど

写真を撮り始めてから、特に東京に住んでからは、寒さと空の青さや空気のクリアさに敏感になった。
東京の空は本当に青い。
大阪の空は同じような青さの日もあるものの、東京のそれとはまた種類が違う。
くっきりと雲が浮かぶ日が多いように感じるのだ。

寒ければ寒いひどその分風景は美しくなるなんて、ほんとよく出来ているなぁと思う。

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  1. 2014/12/14(日) 23:28:56|
  2. Ricoh GR Digital IV
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生まれ故郷

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  1. 2014/12/09(火) 23:41:19|
  2. FUJIFILM X100S Black limited edition
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紅葉

なんとなく紅葉を見るために西へ。
昼食をとりながら近くの公園を探し、西宮の北山緑化植物園へ。
京都などと違い、紅葉として思いつかないような公園だろうと思って行ったら、かなりの人がいて予想が外れた。
この時期はどこに行っても混雑は避けられない。

植物園自体はこじんまりとしていてかなり好感が持て、のんびり散策するのにはもってこい。
紅葉といえるほどの紅葉があるわけではないものの、それがかえって良かった。

芝生広場に一本だけ植えられているモミジの前で写真を撮っている家族。
三脚を立て、一度シャッターが降りるたびに全員でチェック。
なかなか全員の納得行く写真が撮れないようで、20分経って戻ってきてもまだやっている。
高校生の男の子などは、照れくささからか顔を背けがちで、それが母親には気にくわないらしい。
最終的にどうなったのかを見たいような欲望にかられるも、あまりの時間のかけように最後までは観ていられないと退散。

デジカメで気軽に写真が撮れる時代に、家族で三脚の前に立ってしっかりと写真を撮ろうとしている点で、何か懐かしいものを見たような気分になった。
ただ、その仕上がりを逐一チェックして、納得行くまで撮り直す姿勢は、フィルムカメラの時代との違いを明確に魅せつけられた格好だ。
写真をチェックして何度も何度も撮り直している間に、周囲の素晴らしい景色を見逃していることに、おそらくこの家族は気づいていない。
フィルムカメラの時代には誰もが意識せずに写真そのものではなく、その時間、その場所を一生懸命感じようとしていたのではないかと思うと、便利さと引き換えに何かが失われつつあるのだろうと思わずにはいられなかった。

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  1. 2014/12/02(火) 00:53:43|
  2. FUJIFILM X100S Black limited edition
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時間がかかることの贅沢

いつの頃からか、キーボードで文字を打つ方が手書きよりも速くなった。
もともと手書きで文字を書くことにもどかしさを感じることも多かったので、キーボードでの入力は自分にとってストレスが軽減される行為でもあった。

ところが、このところメモを取る時などに意識的に手書きで文字を書くようにしてみたところ、懐かしい感覚というか、体を動かしながら考える感覚というか、そういう感覚に新鮮さを覚えるようになった。
もちろんキーボードを打つことも体を動かす行為の一つなのかもしれないが、何かが違う。
おそらく一つの言葉を文字として紙に落とすまでの時間が決定的に違うのだと思う。

思えばそのもどかしい時間というのは、アウトプットするまでにある程度思考を整理するなり最小限の文字として書くために文章や単語を推敲するなり、何らかの思考が求められるわけだ。
この「もどかしくて面倒」な時間がかかることが、逆に思考を活性化させるというのは、もしかすると写真にも言えることかもしれない。

デジタルカメラをメインで使うようになって、意識的に集中しなければある程度雑に写真を撮っておいて、後から選択するということが容易になった。
ただこうして撮った写真というのは、後から選択しようとしても思いの外駄作の割合が高い。
今フィルムで主に写真を撮っていた頃の写真を見返してみると、何かが違うことが明確。もちろん撮っていた時期や自分の成長もあるかもしれないが、そもそもの時間の流れの感覚のようなものが全く違う。
おそらくフィルムで写真を撮っていた頃は1枚の写真を撮るにしても(比較的短時間で撮る方ではあるが)それなりに思考して、時間をかけてから撮っていたのだと思う。

そう考えると、さらに大型のカメラ、6×6や4×5のようなカメラで写真を撮るという行為は、写真の枚数を増やすということに価値観を置くと非常に効率の悪いカメラではあるが、思考する時間を楽しむカメラだと思えば非常に贅沢なカメラであるとも言える。
童謡のことがフィルム現像やプリントにも言える。
その時間、ある意味無為な時間を過ごさねばならない時間が、思考の時間として確保されるというのは、非常に大きなアドバンテージなのだと思う。

すっかり遠のいてしまっているが、またフィルムで写真を撮ってみようかな。

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  1. 2014/11/21(金) 00:13:21|
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Author:Swing75
写真と音楽と植物をこよなく愛する東京在住の大阪人です。
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