日々の空

気の向くままに写真を撮り、思いつくまま文章を綴った日々の泡の記録。

藤原新也 Catwalk Photo award 2016

藤原新也さん主催のCatwalkのPhoto award授賞式兼OFF会@代官山。

少しだけ時間があったので渋谷を歩いてから代官山へ。
ヒカリエが出来たころからほぼ行っていなかったので、かなりの変わりように驚いた。
2Bのグループ展がルデコであった際には毎日のように通っていたので、その頃の風景が既にどこかに行ってしまったかのようだ。
それに比べて代官山の方はそれほど大きくは変わっておらず、街のイメージ自体が大きくずれることもなかった。

OFF会では藤原さん自身がこの数年何度か言及されているように、会員制サイトでのつながりが徐々にリアルなものへと移行してきたような感覚を覚えた。
2年前に同じ会が催された際と比べても、会員同士がお話する割合が増え、藤原さんは”場の提供者”というような印象に変わりつつある。
これは藤原さん自身が目指したことでもあり、前回のOFF会の際に言われていた”死して残すものはコミュニティ”というようなお話にもつながっているのだと思う。

会の後半は恒例の藤原さんの歌。
手土産にはバリ島の写真(オリジナルプリント)を全員分、直筆サイン入り。
根底にあるのは旅館で生まれ育ったが故のサービス精神だろうか。
いつも思うことだが、その器の大きさに心底感服。

何名かの人と少し長くお話することもでき、心の底から満たされた気持ちで帰路に着いた。

IMG_20160605_075601.jpg
  1. 2016/06/06(月) 00:11:31|
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鹿児島に足止め

鹿児島に向かう新幹線で突然停電、そのまま停車。
トンネルの中で非常電源のみの暗い車内は妙に静かで不気味だった。
幸い電波が届く場所だったので情報を得ることができ、熊本で震度7の地震があったことを知った。
熊本を通過していたのでなんとかなるだろうとは思っていたが、約40分間の停止は不安を増幅させるには十分な時間だった。
とはいえ、こういう時はなるようになれ、と思う質なので腹をくくってのんびり構えていた。
動き出してからさらに45分後、鹿児島に到着したものの、ホテルでも大きな余震に見舞われ、不安な夜だった。

朝一ではなんとか予約が取れそうだった飛行機も、あっという間に満席になり、新幹線の復旧めどは立たず、とりあえずホテルを押さえておいたところ、そのまま宿泊となった。
明日も新幹線復旧の目途は立たない様子。
さてどうやって帰ろうかな。




  1. 2016/04/16(土) 00:57:13|
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藤原新也さんとの贅沢な時間

以前にも書いたと思うが、藤原新也さんとは銀座の永井画廊での個展以来、何かと直接やり取りができるようになっていたが、その後クローズドサイトであるCatlwalkにより、より距離が近い状態になった。

場合によっては相談に乗ってもらえることもあるし、こちらから情報提供することもある。
言葉数が少ない人なので、いつも端的に、的確に回答をもらえることに感動する。

今回仕事で来阪されるとの情報を得て、チャンスがあれば、ということで連絡していたところ、そのチャンスが訪れて突然OFF会となった。
その取り仕切りや店探しを仰せつかり、味には非常に厳しい方だけに緊張しながら行きつけの沖縄料理屋へ。
幸い味に満足していただけたようで、1時間30分ぐらいの短い時間ではあったものの、和やかで楽しい時間を過ごすことができた。
東京でのOFF会だと急きょ開催でもそれなりの人数が集まるようだが、今回は3名。
藤原さんとその助手の方たちを入れてもたった6名での食事。
その人数でしかお話ができないようなことも出てきて、非常に貴重な時間が過ごせた。

後で助手の方から昨日寝ていないと聞かされて唖然。
サービス精神の旺盛な方なので今回の開催に至ったようだが、この後も超過密スケジュールが続くとのこと。
いつまでも元気でいてほしいと強く感じた夜だった。


  1. 2016/04/08(金) 23:24:16|
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入江泰吉記念奈良市写真美術館で有元伸也写真展「有元伸也写真展 チベット・草原―東京・路上」

入江泰吉記念奈良市写真美術館で、有元伸也写真展「有元伸也写真展 チベット・草原―東京・路上」を見る。

有元さんの学生時代の卒業制作から現在の東京での作品までを、ポートレートを中心に大規模に展示。
回顧展のような形になっている。
有元さんにお話を伺うと、チベットの作品や学生時代の作品の一部は、ビジュアルアーツで保管されていたらしく、今回の展示のために”再発見”された形となったようだ。

これまでずっと個別の展示は見てきているものの、ここまでの量を一気に見ることがなかったので、とてもよかった。
時系列の展示となっているのもとてもよかった。
カメラや被写体は変わっているので、パッと見た印象はそれぞれのシリーズで大きく異なるように見える。
ただ、やはり撮っている人が同じなのでどこかでつながっている。
鬼海さんが言われていた「川の流れのようにつながっていないといけない」ということを体現されているかのようだ。

チベットの作品で大きくプリントされたものもよかったし、数は少ないものの8×10の作品もよかった。
そして最近の東京の八セルのシリーズは壁一面の展示がとても合っているように感じた。


14時からはトークショー。
有元さんを挟んで、有元さんの恩師である百々俊二さんと、写真評論家の飯沢耕太郎さんがマイクを握る。
立ち見が出るほどの盛況ぶり。
始まっていきなり百々さんが「写真のところに行きましょう」と言って展示室のほうへ。
写真を見ながらエピソードや拝啓を有元さんが解説するスタイルは、非常に面白くて、聞いていて楽しかった。
百々さんは有元さんの作品がすごく好きなんだろうな、と思わせるところが多々あって、おそらく作品にまつわるエピソードも好きなんだろうと思う。
というのも、「この写真のこと話して」というような感じで有元さんに話をさせようと、うまい具合に話を振って、それを有元さんが受け取る、というやりとりが何度もあったからだ。
そのいくつかはこれまでに聞いたことがあるものもあったが、初めてのお話も多く、本当にあっという間に時間が過ぎた。

後半は着座してのトークショー。
写真はとても身体感覚が重要である、生物としての人間の強さに興味がある、60年代のアメリカの写真家に影響を受けたこともあってモノクロにしか興味がないぐらい(カラーやデジタルを否定するものではまったくないものの、興味がそこにある、というお話)、震災を機に自分がそれまでローライで撮っていた写真が暗く感じ、カメラを持ち替えた、等々聞いていて本当に飽きない時間だった。
飯澤さんの質問もさすが歴戦を重ねるだけあって、すっと聞いているようでうまく有元さんの考えを引き出す質問をされる。
三人の関係性が近いからなのか、アットホームな感じで非常に楽しい時間だった。

終了後にもじっくり作品を見て、しばらく有元さんとお話をして帰路についた。
東京や埼玉から来た人もいるようで、でも確かにその価値がある展示とトークショーだったと思う。

次回は7月に東京での展示があるらしいので、それもまた楽しみだ。



  1. 2016/03/19(土) 22:50:23|
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旧友との再会

N.YからJohnさんがやってきた。
今回の訪日のプランを聞いた時は、本当に大丈夫なのか?というぐらいに過密スケジュールだったが、その貴重な間の時間を割いて食事に誘ってくれた。
前回会ったのが震災の1年後だったので、もう4年も経つことになる。
まあたった4年とも言えるぐらいに時のたつのは早く、お互いにその間にいろいろと状況が変わったりしている。
ただ、何も変わっていないことのほうが大きい。
会った瞬間からそんなに時間を空けたと思えないぐらいにお互いにたくさん話をして、たくさん笑って、真剣な話をして、、、。

今回のプランで最も今の住まいの近くにいるのが神戸だったので、三ノ宮近辺にお店を予約して、19時集合にしていた。
待ち合わせ時間まで少し時間があるので東門街を少し歩いていたら、聞きなれた声が。
なんと集合場所とは全く違う場所で偶然の再会。
なぜか何年も会っていない人との再会は、あらかじめ決めておいた集合場所ではない場所で、となることが多い。
なぜかはわからないが、とにかくそういうことって嬉しい。

時間はあっという間に過ぎて、ホテルまで見送った後に大阪まで。
この後Johnさんは高山、白川郷に行った後、東京でかつてモンゴルに一緒に行ったメンバーとの再会の予定。
さらには彼自身の写真展と渡部さとるさんのアートブックフェア出品のサポートで香港へ。

そういえば渡部さん、サンタフェのレビューでもJohnさんがわざわざレンタカーを借りてサポートに来てくれたって言ってた。
きっとJohnさんは世界中どこに行っても愛されているんだろうな。

IMAG0763_1edited.jpg
  1. 2016/03/19(土) 01:39:32|
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